新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う外出自粛の影響で、家に閉じこもる時間が長期化、“誰かと話す” 機会が減って、コミュニケーション不足が深刻化している。また、実家に帰省したくてもできず、家族間のコミュニケーションの取り方に悩みを抱えている人も多い。
このような中、数多くのロボットやIoTプロダクトの企画・開発を行うユカイ工学株式会社は、離れて暮らす家族とワンタッチで音声メッセージのコミュニケーションがとれるロボット「TELLBO」(テルボ)のクラウドファンディングをGREEN FUNDINGで開始した。
同ロボットは、ハウステンボスとのコラボレーションから誕生したもので、「今日何してるのかな?」「毎日、薬飲んでいるのかな?」など、離れて暮らす家族を遠くから見守り、気軽に会話ができるため連絡手段の悩みも解決してくれる。
通常定価は8万円強のところ、アーリーバード価格は3万円を切って提供される(29,800円)。
同社は次のような悩みを抱えているケースに最適、としている。
【こんなお悩みがある方におすすめ】
・親や高齢の家族がスマホを持っていない(操作が難しい)
・日頃の様子が気になるけど、なかなか毎日は電話できない
・ちゃんと薬を飲んでいるか心配
・離れて暮らす家族の近くに会話できる仲間がいない
・実家に帰省したくてもできない
実施期間は7月27日(月)まで。クラウドファンディングの特典として「今日は暑いから、水分とってね!」などの『毎日オペレーターが日替わりの内容で声かけする新サービス』も3カ月無料でついてくる。
テルボの基本機能について
テルボは、2年間使用可能なプリペイド式SIMカード搭載なので、セッティングなどに専門的な知識や操作が不要で、スマートフォン等も必要ない。
高齢者でもワンタッチで気軽にメッセージのやりとりができるよう配慮されている。専用アプリからテルボにテキストメッセージを送れば、声でメッセージを読み上げる機能がある。リマインド機能でお知らせもでき、振動センサによる見守りも可能だ。なお、専用アプリはiOS、Androidともに対応しており、それぞれApp Store、Google Play ストアから無料ダウンロードできる。
届いたら、コンセントをさすだけ!ネット環境不要
テルボは、届いたら電源をコンセントに差すだけですぐ使える。SIM搭載なので、面倒な操作は不要。同梱物は電源ケーブルのみで、誰でも簡単にセットアップ可能。使用前に、スマホとのペアリングを行うため、離れて暮らす家族に送る場合は、送り主の元でスマホとペアリングを行ってから送る必要がある。
ワンタッチで気軽にメッセージのやりとりができる
おなかのボタンを押して話しかけると、スマホに音声を送れる。話した声が文字変換されてテキストでも届くので、仕事や作業中で声を出せないときも会話できる。また、スマホのテルボ専用アプリからでテキストメッセージを送れば、テルボが声でメッセージを読み上げる。スマホ側から声を送ることもできるので、送られた音声をそのままテルボが発話可能。
離れている複数の家族と繋がれる
離れている人とも繋がることができるので、家族みんなで対話や見守りができる。例えば、おじいちゃんやおばあちゃん、実家の親御さん、息子さん・娘さん・お孫さんなど、テルボ一台とそれぞれのスマホをアプリで連携させられる。
「お薬飲んだ?」「今日の天気」リマインド機能でお知らせ
天気の情報や警報、忘れがちな服薬の時間や通院、ごみの日など、日常のスケジュールをスマホから設定しておけば、テルボが音声で知らせる。
ドアセンサでやさしく見守り
付属している赤い振動センサで簡単な見守りができる。例えば、玄関ドアに取り付けると開閉時に振動を検知してスマホに通知がくる。変な時間に開閉していないか、全く通知がきていないのでずっと家にいるのかな?などの生活リズムを把握することで簡単な見守りが可能だ。
製品仕様
本体と2種類から選べるぬいぐるみ、振動センサの3つからなる。価格について、今回のクラウドファンディングでは充電ケーブルと説明書付きで29,800円~となっている。
テルボ本体
筺体サイズ | 直径 約90mm、高さ 約150mm |
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筺体重量 | 約280g |
電源 | 100-240V ACアダプター(タイプA) |
通信 | LTE(Cat. 1, band 1,3,8) Bluetooth Low Energy |
ぬいぐるみ
サイズ | 幅 約230mm、奥行 約190mm、高さ 約300mm |
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重量 | 約160g |
付属センサ(ドアセンサ)
筺体サイズ | 幅 約34mm、奥行 約68mm、高さ 約30mm |
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筺体重量 | 約30g(電池含まず) |
センサ | 加速度センサ |
電源 | 単四電池 2本 |
■【動画】TELLBO 初めまして編
https://greenfunding.jp/lab/projects/3716/
主な製品に、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」や脳波で動く「necomimi」、フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi3.0」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」、音声コミュニケーション開発キット「codama」、小学生でも簡単にロボット作りができる「ユカイな生きものロボットキット」などがある。また、より身近に人に寄り添う“究極にエモい”(エモーショナルな)ロボットへ進化する「BOCCO emo」は2020年のサービス開始を目指し、開発を進めている。Qooboの新しい仲間、Petit Qooboは2020年11月発売を目指し開発中だ。
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