ソニーの「感動体験プログラム」とは? 子どもの教育格差縮小に向けたSTEAM教育 無償提供プログラム 開催団体の新規募集開始

国内では近年、貧困や家庭環境、地域の違いなどを理由とした子どもの「教育格差」の広がりが社会課題のひとつと言われ始めている。基礎学力を身につける学習機会だけでなく、創造性や好奇心を育む体験機会の差も生じている。

ソニー株式会社は、この社会課題の解決に向けて、2018年より「感動体験プログラム」を開始。NPOなどの外部団体とのパートナーシップのもと、ソニーグループの製品やコンテンツ、技術などを活用した、STEAM分野関連のワークショップの実施を進めることを表明している。そして同社は、国内における同プログラムの展開を強化することを2020年7月6日に発表した。なお、会場や必要な備品の手配は参加団体の用意となるが、プログラムは無償提供となっている。



「感動体験プログラム」について

国内において子どもの「教育格差」が生まれやすい時間や場所に着目し、創造性や好奇心を育むワークショップを「感動体験プログラム」として提供。現在は、主に放課後の学童や子ども食堂などで展開している。2019年度は40ヵ所以上、約900名の子どもにワークショップを届けている。
2020年度は、自律型エンタテインメントロボット “aibo” を活用したワークショップの開始などのコンテンツ拡充や、NPO法人「Chance For All」との新たなパートナーシップ締結を通じて、より多くの子どもたちに創造性や好奇心を育む機会の提供を行う予定だ。さらに、オンラインワークショップの実施により、新型コロナウイルス感染症の影響で制限されている体験機会の確保にも貢献する。

■【動画】ソニーの「感動体験プログラム」~子どもの教育格差の縮小に向けて~【ソニー公式】


2020年度の主な新しい取り組み

今年度の新たな取り組みとして、ワークショップのコンテンツ拡充をあげている。


ワークショップのコンテンツ拡充

■ 小学校の放課後におけるワークショップ
NPO法人「放課後NPOアフタースクール」と連携して、関東・関西の学童保育、放課後子ども教室などにおいて、計8種のワークショップを開催予定。2020年度は「aibo」を使用したAI・プログラミング体験、ソニー音楽財団によるクラシック音楽体験およびソニーと日本自然保護協会が協働で実施している「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」と連動したワークショップの3コンテンツを新たに開始する。

「aibo」ワークショップ

■ 地方や離島の小学校を対象に実施する遠隔授業
一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に」の協力のもと、オンラインで地方や離島の小学校とソニーのオフィスと繋ぎ実施。2020年度は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントのロボットトイ「toio」を使って新しいあそびを考える、あそびと学びを組み合わせた創造体験および株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントのアーティスト・プロデュースのノウハウを活用した授業も提供。

NPO法人「Chance For All」とパートナーシップを新しく締結

同法人が運営する民間学童におけるIoTブロック「MESH」を活用したプログラミング体験ワークショップの開催に加え、機器の長期貸出も行う。さらに、実施後の子どもたちの変化などの分析にも取り組んでいく。

オンラインワークショップの実施

小学校の放課後におけるワークショップとして、MESHを使用した2週間~1ヵ月のオンラインワークショップを実施。新型コロナウイルス感染症の影響で制限されている体験機会の確保にも貢献する。

MESHのオンラインワークショップ


ワークショップ開催団体を募集

NPO法人「放課後NPOアフタースクール」と連携して実施する小学校の放課後でのワークショップの開催団体募集を、関東(東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城)・関西(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)のエリア限定で開始した。

▼募集概要

実施期間 今秋以降~2021年3月までを予定
応募締め切り 2020年8月31日(月)
募集対象 公立の放課後児童クラブ(学童保育)、放課後子供教室等、小学生の放課後を対象とした活動を行っている団体
※2020年度は、関東(東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城)・関西(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)のエリア限定
費用 プログラムは、すべて無料。ただし、当選団体側で会場や備品の手配が必要
結果通知 実施決定団体には、締切後1か月以内に連絡。
プログラム内容 ・「aibo」といっしょにAI+プログラミング体験、・VR空間「Warp Square」で異文化体験、・プログラミングブロック「MESH™」で発明家になろう、・世界でひとつの「オリジナルアニメ」を作ろう、・歌おう!おどろう!みんなでミュージカル、・リアルに体験!、・夢に向かって人生シミュレーション、・耳をすまして自然の不思議と音を探そう!、・見る・聴く・感じる!わくわくクラシック
※対象学年や、実施場所、開催可能地域などが異なる。プログラム詳細ページの概要にて確認できる。
応募方法 応募フォームまたは、応募用紙をダウンロードしてFAXまたはメールで送付
応募詳細サイト https://npoafterschool.org/kando/


自律型エンタテインメントロボット「aibo」https://aibo.sony.jp/
ロボットトイ「toio」https://toio.io/
IoTブロック「MESH」https://meshprj.com/jp/
感動体験プログラム(公式サイト)
https://www.sony.co.jp/csr/kando/

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ロボスタ編集部
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