高輪ゲートウェイ駅での実証実験に花岡車輌が無人搬送車を出展 9月1日から軽食、飲料の搬送する実証実験を予定

台車を中心とする物流機器を生産する花岡車輌株式会社は2020年7月からJR高輪ゲートウェイ駅にて行われるロボットの実証実験にて、無人搬送車(AGV)「DANDY AUTO-PILOT」のプロトタイプモデルを出展することを発表した。
同実証実験は品川開発プロジェクト(第I期)におけるパートナーが、まちづくり共創拠点として高輪ゲートウェイ駅改札外2階および3階(通常非公開エリア)に「Partner Base Takanawa Gateway Station」を開設し、新しい模型や映像などを活用しながらディスカッションや実証実験を行い、まちづくりを進めるもの。

実証実験では「消毒作業ロボットの稼働検証」や「Partner Base Takanawa Gateway Stationでの自動搬送ロボットやパーソナルモビリティの活用」が7月から順次行われる他、DANDY AUTO-PILOTを軽食・飲料搬送ロボット(自律移動型)として活用する実験が9月1日から開始予定。


段差・スロープに対応したAGV「DANDY AUTO-PILOT」

DANDY AUTO-PILOTはSLAMなどによる自己位置把握や障害物検知が可能な自律移動式(磁気テープレス)の自律移動型搬送ロボット。駅などで多い段差やスロープ等の踏破に有効なロッカーボギー駆動を採用している。この駆動方式は6輪を効果的に活用することで優れた踏破性を付与するもので、火星探査ローバーなどにもつかわれているものだ。


国際ロボット展2019に出展された際の機体

ロッカーボギー駆動による段差乗り越え

高輪ゲートウェイ駅での使用に際して親しまれやすくドレスアップはされているが、概ね国際ロボット展などで展示されていたものの系譜に沿ったものと考えてよいだろう。なお、同AGVは実証実験用に製作されたモデルのため発売していない。


製品名 DANDY AUTO-PILOT
積載荷重 200kg(悪路,勾配は100kg)
搬送方法 積載
駆動方式 二輪駆動(ACサーボモータ駆動 保持ブレーキ付き)
関連サイト
花岡車輌株式会社

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梅田 正人

大手電機メーカーで生産技術系エンジニアとして勤務後、メディアアーティストのもとでアシスタントワークを続け、プロダクトデザイナーとして独立。その後、アビダルマ株式会社にてデザイナー、コミュニティマネージャー、コンサルタントとして勤務。 ソフトバンクロボティクスでのPepper事業立ち上げ時からコミュニティマネジメント業務のサポートに携わる。今後は活動の範囲をIoT分野にも広げていくにあたりロボットスタートの業務にも合流する。

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