パナソニックの透明ディスプレイ+対話型アバター+自動運転バスが連携 万博記念公園で次世代型モビリティ「EXPOオートライド&ガイド」

三井物産、パナソニック、凸版印刷、博報堂、西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)は万博記念公園マネジメント・パートナーズ(以下、BMP)と共に、大阪府吹田市の万博記念公園にて自動運転車両を活用した次世代型モビリティサービスの実証試験を共同で実施することを発表した。

実証実験では国内外で走行実績のある小型自動運転EV「NAVYA ARMA」(ナビヤ アルマ)にパナソニックが開発中の透明ディスプレイを搭載し、透過して見える公園や庭園の風景と、ディスプレイに映し出される対話型アバターや多言語対応型アバターによるガイダンス映像を折り重ねて見ながら移動することで、楽しみながら学べるエデュテイメント(エデュケーション+エンターテイメント)を新たな移動体験型サービスとして提供する。


利用予定車両

搭載ディスプレイ(車両内搭載イメージ)

同実証により1970年万博や万博記念公園の持つ魅力や潜在価値を引き出し、万博記念公園の更なる活性化の実現可能性を検証し、サービスの実装を目指す。また、2025年大阪・関西万博の機運醸成に寄与することも目指している。


スキーム図


2種類の走行ルート

1.パビリオンルート
1970年万博のパビリオン跡地を巡りながら、対話型アバターにより、50年間の進歩と調和の変遷、そして2025年万博の未来も垣間見られるタイムマシン型エデュテイメントモビリティ

日程
(各週の金土日月)
第1週:10/23~10/26
第4週:11/13~11/16
乗車方法 実施各日に同日分の整理券を配布予定し、詳細は10月5日(月)に万博記念公園の公式ホームページ内「お知らせ」に掲載予定。
乗車時間 約20分
アバター 対話型



2.日本庭園ルート
公園内の日本庭園を題材とし、多言語対応型アバターにより、その背景にある歴史や文化を、ストーリー性あるガイダンスで楽しく学べるエデュテイメントモビリティ

日程
(各週の金土日月)
第2週:10/30~11/02
第3週:11/06~11/09
乗車方法 実施各日に同日分の整理券を配布予定し、詳細は10月5日(月)に万博記念公園の公式ホームページ内「お知らせ」に掲載予定。
乗車時間 約30分
アバター 多言語型(日・英・中・韓選択)

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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