三井住友海上火災保険がドラレコと連動した「見守るクルマの保険」プレミアムを発表 ICTを活用した新世代の自動車保険とは

MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険は、DX valueシリーズの第1弾の商品である「見守るクルマの保険(ドラレコ型)」の機能・サービスを大幅に向上させた「見守るクルマの保険(プレミアム ドラレコ型)」を2021年10月から販売することを発表した。
「DX valueシリーズ」は、DXを活用したサービス一体型商品。ドライブレコーダーによって事故・災害を未然に防ぎ、事故や災害の影響を減らし、回復を支援する保険。



同社は2021年3月に、新シリーズとして「DX valueシリーズ」を発表。ドラレコを活用した「見守るクルマの保険(ドラレコ型)」「F-ドラ」を第一弾商品として、健康管理アプリを活用した「健康経営支援保険」を第二弾商品と位置付け、2021年4月よりシリーズ第三弾商品「見守るサイバー保険」のトライアル販売を開始することを発表していた。
今回の商品は、前述のように第一弾「見守るクルマの保険(ドラレコ型)」に追加する位置付けとなる。

三井住友海上は「本商品の販売による新しい価値の提供を通じて”事故のない快適なモビリティ社会の実現”に貢献していく」としている。

【商品概要】
商品名:見守るクルマの保険(プレミアム ドラレコ型)
略称:プレドラ
販売時期:2022年1月始期契約より販売開始(2021年10月より申込開始)




主な新機能/新サービス

保険会社につながる「プレドラ」ならではの新たな価値を提供していく、としている。これは、現行モデルと同様、ドラレコは機器を貸与して「特約保険料」として契約するしくみだ。消費者にとっては次のようなメリットを提供するとしている。

■事故そのものを減らすことで、今後に支払う保険料を低減することができる。
(個人の契約であれば、事故があった際には等級が下がり、保険料がアップしてしまうのを抑える)

■AI’s等の機能により、保険金の支払いまでがスムーズに運べる。
そして、今回バージョンアップしたドラレコ機種には更に以下を中心としたメリットがある。

■盗難機能防止機能により、衝撃を検知すると契約者へメール通知あり(動画としても状況を確認できる)。また、衝撃検知時に「動画が送信されました」という音声アラームが車内に流れるため、盗難抑止にも有効。

■その他「新たな価値機能」が新機能・サービスとなっている。






開発の背景と目指す姿

同社のドラレコ型は、業界最多の「安全運転支援アラート」で事故を“未然に防ぐ”機能や、「事故緊急自動通報サービス」で事故の“影響を減らし回復を支援する”保険会社ならではの機能等が支持され、22万件(2020年度実績)を超える契約実績がある。
また、ユーザーからは、さらなる付加価値を期待する声が寄せられていて、業界最高水準の機能・サービスでユーザーに対してワンランク上の安心を届ける「プレドラ」を開発した、としている。

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ロボスタ編集部

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