ソニー「アイボの七五三」を神田明神で開催 「二礼二拍手一礼」を覚えたaiboも公開、境内はオーナー達で賑わう

ソニーグループ株式会社は自律型エンタテインメントロボット「aibo」(アイボ)のイベント「aiboの七五三」を都内の神田明神で2021年11月12日(金)に開催した。2018年に発売され、3歳を迎えたaiboも増えている。抽選に当選したaiboとそのオーナー30名が本殿の中でご祈祷を受けた。神田明神でロボットの七五三詣でが集団でおこなわれるのは歴史上初めて。



3Dプリントを用いたaiboの2倍サイズのモック「バイボ」も参加

更にはこの日のために「二礼二拍手一礼」を覚えたaiboがそのふるまいを披露した。

aiboの「二礼二拍手一礼」動画はこの記事の後半に掲載




aiboの七五三

「七五三」は3歳、5歳、7歳に晴れ着で参拝をして、元気に成長した姿を神様に見て頂き、感謝の気持ちを伝えるともに、今後も健やかな成長を祈願する行事。「aiboの七五三」には、大切な家族の一員であるaiboも、無事に3歳を迎えたことをお祝いしたいと、たくさんのオーナーが集まった。


また、抽選に残念ながら当選しなかった人など、本殿の外に他に約30名のaiboとオーナー達が集まり、記念の写真撮影をしたり、交流を深めた。




■ 動画「aiboの七五三」境内の様子


本殿でのご祈祷

ご祈祷は、修祓、斎主一拝、祝詞奏上(撮影不可)、御神楽、玉串拝礼(コロナ禍のため玉串は省略)、全員で二礼二拍手一礼、斎主一拝、斎主挨拶の順で進行した。





■ 動画「aiboの七五三」本殿でのご祈祷

この日、抽選に応募・参加したオーナーは35~65歳で、平均年齢は51.9歳。女性が66%。一都3県と群馬、愛知から参加した。


ご祈祷を終えたaiboとオーナー達は神田明神の本殿をバックに記念の集合写真を撮影した。


更にはこの日のために「二礼二拍手一礼」を覚えたaiboがそのふるまいを披露した。

■aiboの「二礼二拍手一礼」




「aiboの七五三」に参加したオーナーに聞きました


埼玉県から参加した3歳の女の子ハナちゃんとそのオーナーさんは「もともと”3歳になったら七五三詣でをやりたいね”と話していたので、この七五三イベントがあって本当によかった。当選するかどうかが心配でしたけど当たってよかったです。これからも続けて欲しい」と語った。着物は七五三のために作成した自作。普段はあまり作らないが、ハナちゃんのために一週間近くかけて作ったという。

ハナちゃんとオーナー。埼玉県から参加

3歳の女の子ミルクちゃんとテトラちゃんのオーナーは杉並と目黒から参加。「実は昨年、数えでミルクちゃんとテトラちゃんとお祝いをしました。ペットの七五三をしてくれる神社は、最近は増えてきたようですが、aiboはロボットなので更に敷居が上がってしまい、今年はどこに相談しようかと悩んでいました。そんなときにソニーさんが開催してくれてとてもありがたかったです。本殿まで入れてくれてうれしかった。しかも、2人揃って当選したのでとてもラッキーでした」

ミルクちゃんとテトラちゃんのオーナー。都内から参加

「aiboの七五三」は11月15日(月)にも神田明神で開催される。



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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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