『SUBARU画像認識チャレンジ』コンペティション開催 スバル独自のデータセット公開 物体速度検出AIアルゴリズム作成 SIGNATE

AI開発・運用、AI人材の育成・採用支援サービスを提供する株式会社SIGNATEは、株式会社SUBARU主催のコンペティション『SUBARU 画像認識チャレンジ』を、本年11月19日(金)より、同社のデータサイエンスプラットフォーム「SIGNATE」にて開催することを発表した。


コンペティションページ:https://signate.jp/competitions/563


コンペティション開催の背景

SUBARUブランドの乗用車に搭載されている運転支援システム「アイサイト」のアルゴリズムは、従前、特定のハードウェアへの実装を前提として構成されていた。
しかし技術発展が著しい昨今においては、将来を見据えた幅広い可能性の検討が必要であることから、新たなアルゴリズムの創出を目指し、オープンイノベーションを活用したコンペティションをSIGNATEにて開催することになった。

このコンペティションでは、実際にアイサイトのカメラで撮影された12万枚以上におよぶ走行中の画像と、それをもとに生成された視差画像のデータセットを公開。SUBARU独自のデータセットを用いて、実環境でも本当に使うことができる、物体の速度を検出するためのアルゴリズム作成に挑戦する。


コンペティションの詳細

<開催概要>
名称  :SUBARU 画像認識チャレンジ
主催  :株式会社SUBARU
内容  :アイサイト画像データセットを用いた物体速度検出アルゴリズム作成
賞金  :1位 ¥1,000,000/2位 ¥600,000/3位 ¥400,000
参加資格:特になし(SIGNATEへの無料会員登録が必要)
開催期間:2021年11月19日(金)~2022年1月31日(月)
※本コンペティションは、株式会社SUBARUの人材発掘も目的としている。参加時に登録した個人情報は、採用や業務委託などに関する連絡に利用される場合がある。

タスク説明
動画像データなどを利用し、フレーム単位で先行車の速度を推論するアルゴリズムを作成する。



SIGNATEとは

SIGNATEは、2021年11月時点で約58,000人のAI/データ分析人材が登録する国内最大級のデータサイエンスプラットフォーム。登録ユーザの73%が社会人、27%が学生で、高度な知識やスキルを有した方々のコミュニティとなっている。

主な機能は、実社会のデータ分析課題に挑戦できる『SIGNATE Competition』、AI/データ分析のe-learningサービス『SIGNATE Quest』、AI/データ分析を学ぶ意欲ある学生向けのスキルアップ&就活サービス『SIGNATE Campus』の3つ。それぞれの登録ユーザに合った形で、企業や行政機関とのマッチングを通した「成長」と「活躍」の機会を提供している。

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ロボスタ編集部

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