ファミリーマートとLuupが資本業務提携 ファミマ店舗に電動キックボードのポート設置を加速 免許不要の改正道交法の成立後の発表

ファミリーマートは株式会社Luupとの資本業務提携契約を締結したことを発表した。Luupは電動キックボードのシェアリング事業のトップ企業。
この提携によって、両社はファミリーマート店舗にLUUPのポートを設置したり、マーケティング面で連携などの協業を開始する。街の利便性向上と活性化を目指すとしている。

電動キックボードは現在の道交法では原付バイクと同様の扱いの乗り物で、免許が必要で乗車にもヘルメット着用が義務づけられているが、規制緩和が行われ、免許不要で16歳以上が気軽に利用できる乗り物になる。その改正道交法が2022年4月19日、衆院本会議で可決・成立し、今後の普及が期待されている。


ファミリーマートは、全国に約16,600店舗を展開している。
現在、無人決済システムや、遠隔操作の飲料補充ロボットなどを積極的に導入している。また、来店客へ今までにない店舗体験の提供を目指したデジタルサイネージの設置など、新しいテクノロジーを積極的な活用を行っている。

Luupは、「街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる」をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開している。特に電動キックボードのシェアリング事業者としては国内の9割以上のシェアを占めているという。将来的には電動キックボードや電動アシスト自転車のみならず、幅広いモビリティを取り扱い、全ての人が自由に移動できる未来を目指している。

ファミリーマートは今回の資本業務提携を契機として、今後Luupのユーザーがサービスを安全・安心に利用できるように同社の成長を支援するとしている。また、両社はファミリーマートの店舗へのLUUPのポート設置を加速させるほか、ファミリーマートの店舗を利用した安全性向上に向けた取り組みや、ファミリーマートとLUUPの相互送客等の全面的な協業を行い、ともに安全・安心を伴った形での街全体の利便性向上・活性化を目指す。


主な取り組み



1.ファミリーマート店舗へのLUUPのポート設置

ファミリーマートとLuupは、2020年10月より連携を開始し、都内のファミリーマート数店舗には、LUUPのポートが既に設置されている。


今後LUUPのポート設置対象となる店舗を拡大し、ファミリーマートの店舗利用者の利便性向上に貢献すると同時に、ポート網の拡大を通じてLUUPのサービス普及をともに目指す。現時点でのLUUP展開エリアである東京・大阪・京都・横浜へ導入を進め、LUUPのエリア拡大に合わせて他地域や地方都市の店舗への設置も進める予定。また、LUUPのサービスの安全性向上についても店頭での啓蒙活動や告知を通して両社で取り組みを進める。


2.共同でのマーケティング施策による相互送客

ファミリーマートの店舗利用者によるLUUP利用、またLUUPユーザーのファミリーマート店舗利用をそれぞれ促進する。共同でのマーケティング施策を検討・実行する。具体的には、デジタルサイネージの活用を含むファミリーマート店内でのLUUPの広告展開や、LUUPユーザーへのファミリーマート商品のプロモーション施策実施などを検討する。


3.共同での新サービスの検討

ファミリーマート、Luupそれぞれが所有する顧客データ・移動データや、店舗網・ポート網を活用し、新たなサービスの展開を検討する。それらを通じて、ファミリーマートの店舗・LUUPのサービス双方の成長や地域社会への貢献を目指す。

店舗サイネージ イメージ画像

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ロボスタ編集部

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