徳島バス「スマートバス停」を13基追加導入し全17基に 徳島駅前とショッピングセンターの敷地内に追加 利便性が高く好評

株式会社YE DIGITALは徳島バス株式会社が「スマートバス停」を13基追加導入し、2022年3月より運用開始したことを発表した。


追加導入の理由は「利便性向上を実感」

徳島バスは2021年4月に徳島県内の駅構内など4ヵ所にスマートバス停を採用。NECネクサソリューションズ株式会社が利便性を考慮して、同社が開発した「バスナビゲーションシステム」と連動させ、導入を行った。

今回追加導入した「スマートバス停」は利便性向上やまちの活性化を目的に徳島駅前バスターミナルに12基。利用者が多く、路線バスの便数も多いショッピングセンターの敷地内に1基設置した。現在、徳島バスでは17基のスマートバス停が稼働している。

スマートバス停はYE DIGITALと西鉄エム・テック株式会社が共同で開発、特許を取得している。

画像は徳島市ホームページより引用

画像は徳島市ホームページより引用

徳島市では人口減少や高齢化が進む中、まちのにぎわい創出のため、徳島駅周辺の再整備とともに、JRとバスの交通結節点である徳島駅前バスターミナルにおいて、分かりやすい交通情報の充実や見やすい案内サインの設置、乗り継ぎ機能の強化など、利用者が利用しやすい環境づくりを進めている。なお、今回の導入は徳島県が実施している「徳島県公共交通スマート利用応援事業」を活用している。


スマートバス停とは

デジタルサイネージや電子ペーパーにバスの運行時刻表はもちろん、その他の告知文や広告などをリアルタイムに表示できるバス停のことで、特定の曜日や時間帯の時刻を大きく、わかりやすく表示できるなど、利便性向上にも寄与する機能を備えている。また、遠隔操作や公共交通機関関連情報の標準データフォーマット「GTFS-JP」連携により、時刻表作成業務の自動化が可能となり、張り替え作業が不要となるため、バス事業者のDX推進に大きな効果が期待される。

関連サイト
株式会社YE DIGITAL

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム