お天気アプリ「ウェザーニュース」の雨雲レーダーを強化 予測時間が業界最長・最高解像度の30時間・250mメッシュ/10分間隔に!

株式会社ウェザーニューズは、累計3,000万ダウンロード(2022年5月時点)を突破したお天気アプリ「ウェザーニュース」(iOS版、Android版)の新バージョンをリリースし、ユーザーに人気の「雨雲レーダー」を強化した。

今回のバージョンアップでは、雨雲レーダーの予測時間を業界最長の30時間に延長。翌日の雨雲の動きも250mメッシュ/10分間隔の“超高解像度”でくっきり滑らかに表示し、雨の降り出しや降り止み、雨の強弱を詳しく確認することが可能になった。これにより、一日の中で何時から何時まで雨が降るのか、いつ頃強まっていつ頃から弱まるのか詳しくわかるため、「雨の強い時間は屋内の予定に変更しよう」「移動は雨が弱まってからにしよう」など、一日のスケジュールを決めるのに役立つ。

さらに過去24時間前までの雨雲の動きも確認できるため、「朝まで雨が降っていたから汚れてもいい靴で行こう」「昨日夕方には雨が止んだから、グランドの水たまりは乾いているかな」など、路面やグラウンドの状況などの判断にも便利だ。

同社は、これからの季節は台風やゲリラ豪雨など、突発的かつ局地的な強雨や大雨のリスクが高まるため、「雨雲レーダー」でより先の時間の雨雲の動きや雨の降り方を確認し、大雨への備えや対策を見直しておくことで、防災・減災にもつながると見ており、今後も、ユーザーの快適で安全な生活に役立つ気象・防災情報の発信と、よりわかりやすく使いやすいサービスの開発・改善に取り組んで行くとのことだ。



同予測を実現したクラウドHPCの導入と独自のAI技術

アプリ「ウェザーニュース」では2020年8月のアップデートで、それまで1kmメッシュ/1時間間隔の粗い解像度でしか表示できていなかった15時間先までの雨雲レーダーを、業界で初めて250mメッシュ/10分間隔に高解像度化し、翌年2021年7月には予測時間を15時間から27時間に大幅に延長した。膨大な計算量を要するこの雨雲レーダーを実現したのが、独自気象モデルへのクラウドHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)の導入と、雨雲レーダーのために開発した独自のAI技術だ。これらの技術を発展させることによって予測時間をさらに延長し、250mメッシュ/10分間隔の高解像度を保ったまま30時間先までの雨雲の動きを予測する画期的な雨雲レーダーを実現した。

【動画プレーヤー】雨雲レーダーの解像度の比較(左:250mメッシュ、右:1kmメッシュ)/「雨雲レーダー」では、空間解像度が細かければ細かいほど、雨雲の広がりや雨の強弱をより鮮明に表現することができ、さらに予測の時間解像度が細かければ細かいほど、雨雲の動きがより滑らかでわかりやすくなる。

▼雨雲レーダーの解像度の比較

ウェザーニュース 予測時間:30時間
空間解像度(35分先以降):250mメッシュ
時間解像度(1時間先以降):10分間隔
他社 予測時間:15時間
空間解像度(35分先以降):1〜5kmメッシュ
時間解像度(1時間先以降):1時間間隔



▼スマホアプリ「ウェザーニュース」概要

名称 ウェザーニュース
利用料金 ダウンロード無料(App内課金あり)
対応OS iOS/Android
ストアURL 【App Store】https://apps.apple.com/jp/app/ウェザーニュース/id302955766
【Google Play】https://play.google.com/store/apps/details?id=wni.WeathernewsTouch.jp&hl=ja&gl=US

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ロボスタ編集部

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