オーディーエス 家族をゆるく見守る会話ロボット「タピアポケット」販売開始　1年間無料お試しキャンペーンも

業務用情報端末メーカーのオーディーエス株式会社は「見守り・コミュニケーション事業」を新設し、新事業の第一弾として、コミュニケーションAI技術を持つ株式会社MJIと販売パートナー契約を結び、家庭用コミュニケーション型見守りロボットである「タピアポケット」の販売を2022年8月22日に開始することを発表した。

また、自治体、医療機関、高齢者施設などを対象に、抽選で計3台「タピアポケット」1年間無料のお試しキャンペーンも実施する。

同社は、「豊かさの提供」の経営理念のもと、見守りロボットの新規事業で高齢化社会におけるシニア世代だけでなく、家族やサポート職員にも「心の豊かさ」を提供していく考えだ。

会話ロボットにはSIM搭載でWi-Fi設定が不要

コロナ禍で「リモート・コミュニケーション」の重要性が再認識されているが、「タピアポケット」はWi-Fiだけでなく、インターネット環境が整っていないシニア世帯でも利用できるようにSIM(携帯電話/スマホ通信)に対応している。AIによるロボットとの会話やビデオ通話着信、毎日の健康チェックなどによるゆるやかな繋がりを可能にする。

社会に豊かさを提供する新規事業「見守り・コミュニケーション」

2025年の65歳以上のシニア世帯(単身または高齢夫婦のみ)は約1,843万世帯(厚生労働省発表)にのぼり、2030年には在宅用見守りシステムの市場は、2019年比でおよそ2.3倍になると予測されている(富士経済発表)。サービス付き高齢者向け住宅などでは法令改正により安否確認サービスの導入が義務化されたが、シニア世帯全体では、核家族化、共働き世帯の増加、介護職員の不足も相まって十分な見守りの環境は整っていないのが実状という。

同社は、既存の業務用タブレット事業から得た通信やアプリの知見と、業務用AV事業で得た音や映像への知見を融合し、社会に豊かさを提供する新規事業として「コミュニケーション」に着目。心地よい繋がりを実現する「タピアポケット」を採用し、「見守り」という「心の豊かさ」を提供するために各方面と協力していく。

タピアポケットの特徴

1)会話機能
独自システムによるロボットとの会話。高齢者の会話の減少を予防。
タピアポケットが聞き取れる単語数：約30,000語句。

2)毎日できる気軽な見守り
専用アプリで室内の様子の確認や、ロボットとの交流履歴を見える化。
ロボットを操作しなくても、ビデオ通話着信や見守りができる高齢者向けの優しい設計。
3)工事不要ですぐ使える
Wi-FiまたはSIMカードでネットワーク接続すれば、工事不要ですぐに使い始められる。

スマホが使えなくてもワンタッチ操作、または操作せずに利用可能

1)スマホ代わりに。自動着信でかんたんビデオ通話。
リンクした連絡先のみ通話ができるのでオレオレ詐欺の防止に。
スマホ代わりに家族や民生委員の方とお顔を見ながらビデオ通話ができる。

2)ワンタッチで登録先に発信。
3件まで登録した連絡先に、ワンタッチでビデオ通話を発信。
よく発信する連絡先を登録しておくと便利です。

3)タッチするだけ。毎日の健康チェック。
タピアポケットからの質問にタッチするだけ！結果はアプリで確認できる。

オーディーエス株式会社　代表取締役社長　砂長 潔氏は次のように語っている。

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