株式会社システムインテグレータは2022年10月22日(土)に企業・学校対抗プログラミングバトル「PG BATTLE 2022」を開催し、企業の部はエムシーデジタル株式会社、大学&大学院・高専・専門学校の部は東京大学、高校・中学・小学校・その他スクールの部は灘高等学校がそれぞれ優勝したことを発表した。
「PG BATTLE 2022」には378チーム(1,134名)が参戦!
「PG BATTLE」は全国一斉にオンラインでプログラミングテストを行い、その点数を競うチーム制のコンテスト。「PG BATTLE 2022」のエントリー数は企業の部が191チーム、大学&大学院・高専・専門学校の部は134チーム、高校・中学・小学校・その他スクールの部は53チームの合計378チーム(1,134名)となった。
この大会の特徴は作品を提出して審査する方式ではなく、90分間で4つの問題のプログラムを書いて提出するオンライン競技方式を採用しているという点。個人が戦う競技プログラミングとは違い、3名1チームで合計点を競い合うチーム戦のため、毎年さまざまなドラマが生まれ、今年も大いに盛り上がりを見せた。
企業の部はエムシーデジタル株式会社が優勝
昨年、初出場にして初優勝を飾ったエムシーデジタル株式会社が今年も優勝。優勝した「例の奴ら」は昨年の優勝チームとは異なるが、企業として見事2連覇を果たした。企業の部で唯一の300点満点を獲得し、安定した強さを見せつけた。また、企業の部4位に贈呈されるサイバージムジャパンからの個別賞【各国のハッカーと対決する券】も、エムシーデジタル株式会社のチーム「全身がMC Digital」が獲得している。
大学&大学院・高専・専門学校の部は東京大学が優勝
強豪チームを抑え優勝したのは東京大学の「The Raspberry Candies」。2位の東京工業大学の「tonosama」との差は1分30秒と大接戦。満点獲得チーム数は部門では最多の3チームとなった。
高校・中学・小学校・その他スクールの部は灘高等学校が優勝
優勝の灘高等学校の「KMB76」はPG BATTLE始まって以来、初の3連覇を達成。2位の筑波大学付属駒場高等学校のチームとは約5分と僅差ではあるが、大会史上初の偉業を成し遂げた。
動画「PG BATTLE 2022」インターネット結果発表会
「PG BATTLE」の将来展望
システムインテグレータは「PG BATTLE」を毎年開催し、プログラマーの祭典としてプログラミングに対する情熱を高めていく。そしてスポンサーの皆様とともに「PG BATTLE」を通じてプログラマーが相対的な順位により自分の実力を知り、スキルアップ意欲を高める機会を今後も提供していく。
「PG BATTLE 2022」ホームページ
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。