東洋音響株式会社は新規事業として立ち上げた「次世代エンターティメント事業部Sinfonia by ToyoOnkyo」として京都で初となるドローンライトショー「First Impact 2023」を開催することを発表した。
「First Impact 2023」では2023年1月28日(土)17時から亀岡市内のサンガスタジアム by KYOCERAの上空にて50機のドローンが舞い踊る。同イベントは12月15日正午から1000枚限定で受付を開始したところ即日で上限を達成し、12月26日(月)LIVEPOCKETTICKETにて二次受付を開始している。入場は無料。
京都で初となる「ドローンライトショー」1月28日に開催
「First Impact 2023」ではドローンの空中アニメーションと組み合わさり10分間の感動のショーを届ける。また、ドローンショーだけではなくレーザーや映像による演出も用意している。同イベントは亀岡市が実施するサンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証支援事業の一環として開催するため入場は無料となる。なお、今回のショーは株式会社ドローンショー(石川県)の協力により国産ドローンでのショーを展開する。
First Impact オープニング映像
イベント名称:「First Impact 2023」
開催期間:2023年1月28日(土)16:00開場 17:00開始予定
開催場所:サンガスタジアム by KYOCERA(京都府亀岡市亀岡駅北1丁目8番地2)
ホームページ:https://sinfonia.kyoto.jp
東洋音響のドローンショーへの挑戦
東洋音響はカラオケ機器のレンタル販売設置工事を主な業務として行ってきた。しかし、コロナウィルスの影響を受け売上が激減した。そんな中、人々を元気づけられる新規事業を始めようとスタッフ全員でプランを考え、当時中国の動画サイトで話題になっていたドローンショーを見つけ挑戦することを決意。
スタートは計画工学研究所の三根氏と共にイタリア、中国と様々なドローンメーカーと会議を重ね試作機を購入しスタートを切った。しかし、日本の法律により継続して機体を使用できないことがわかり国内で初めてドローンショーを実施した株式会社ドローンショーに相談することにした。それ以来同社のドローンを購入し継続的に国内でドローンショーを実施できるようテストを繰り返している。
産学連携
ドローンは非常に注目されている業界でショーだけではなくインフラの整備や物流においても活躍が期待されている。しかし、残念ながら日本ではまだまだ国内で生産されているドローンが少なく技術の向上も他国より遅れをとる結果となっている。東洋音響はショー実施に向けて研究した成果を学生に伝え一人でも多くの学生にものづくりといった分野に興味を持ってもらい、未来の技術者の卵を発掘していくことにも寄与していきたいと考えている。
2022年11月29日には京都先端科学大学と共同でワークショップを開催しインドア(屋内機)によるドローンライトショーの制作を実施。今後はもっと多くの教育機関との連携も進めていく予定。
京都先端科学大学ワークショップ
イベントプロデューサーからのコメント
イベントプロデューサー 秋山紘司氏からのコメント
京都で初めてのドローンショーであり私たちの事業部にとっても初めてのドローンショーとなります。来場いただいたお客様にまずは満足していただきたい一心で準備を進めております。サッカースタジアムではGPSの信号が届きにくく非常に難しい環境での挑戦になります。しかし、私たちは京都の象徴であるこのスタジアムを皮切りにスタートさせることを決めていました。是非現地に足を運んでいただき私たちの挑戦を見届けてください。今回は50台とまだまだ台数は少ないですが、今後少しづつ台数を増やしながら精度の高いショーをお届けできるよう邁進してまいります。門出となる初のショー多くの皆様のご来場お待ち申し上げております。
東洋音響株式会社
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。