スタイリッシュなデザインの配膳・運搬ロボット「Delivery X1 アイリスエディション」販売開始 最大4段のトレーで大容量運搬に対応

アイリスオーヤマ株式会社は、ソフトバンクロボティクスとグローバルパートナーシップを結ぶGausium社の配膳・運搬ロボット「Delivery X1 アイリスエディション」(デリバリー エックス ワン)の国内販売を本日より開始した。
今回の販売開始に先駆け、名古屋プリンスホテル スカイタワー内のブッフェレストラン「Sky Dining 天空」での導入が決定している。





配膳・運搬ロボット「Delivery X1 アイリスエディション」特長



1.最大4段のトレーで大容量の配膳・運搬が可能

柔軟な調節が可能な4段のトレー(1~3段目を調節可能)で、最大30kgの運搬ができる。下げ膳頻度が高いホテルブッフェなどにおける業務効率化にも貢献する。


2.10インチのタッチスクリーンとスタイリッシュなデザイン

機体に搭載された10インチのタッチスクリーンにより、シンプルかつ直感的な操作で顧客とのコミュニケーションが可能。国際的なデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞したスタイリッシュで高級感のあるデザインを採用。ホテルやレストランなどの空間にも適応。


3.優れた安定性と安全性

最高走行速度を0.8m/秒まで設定することができる。初期導入時に利用者の環境に合わせた設定をすることで、安全でスピーディな配膳・下げ膳が可能。

今回の販売開始に先駆け、名古屋プリンスホテル スカイタワー内のブッフェレストラン「Sky Dining 天空」において導入検証を行い、導入が決定している。



名古屋プリンスホテル スカイタワー スーパーバイザー 住吉氏のコメント
「たくさんのお皿やグラスを安定して、安全に運ぶことができ、従業員の負担軽減と作業の効率化に非常に役立っています。走行音も店内の雰囲気と合っており、また走行する姿がお子さまにも好評で人気者です。」



深刻な労働力不足にロボットで対応

帝国データバンクが2022年10月に発表した「人手不足に対する企業の動向調査」によると、「旅館・ホテル」「飲食店」において、正社員については約65%、非正規社員については75%以上の企業が「不足感がある」と回答。コロナ禍を契機に多くの業界で労働力不足が問題化している中で、飲食・外食産業における労働力不足は特に深刻であり、サービス・レベルを維持しながら、業務の効率化を図る自動化・DX化を実現するソリューションを求める企業が増えている。

「Delivery X1 アイリスエディション」は、デザインに関する国際的な賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞したスタイリッシュな配膳・運搬ロボット。また、最大4段のトレーで30kgの物品を運搬できる。さらに最高走行速度を0.8m/秒まで設定することができるため、安全でスピーディに配膳・運搬できる。ホテルやレストランをはじめ幅広い業態において、業務効率化とサービス・レベルの向上を実現する。

同社は、飲食・サービス・小売業界を中心に、新型コロナウイルス感染症に対応し、人手不足を解消するロボティクス事業に2020年11月に初めて参入し、ソフトバンクロボティクスが提供するサービス・ロボットに同社独自開発によるオプション機能を付加した「アイリスエディションシリーズ」を発表している。
2021年2月には、同社と合弁でアイリスロボティクス株式会社を設立。今後もロボットを活用した新たなアイデアで人とサービス・ロボットの共存を推進し業務・環境改善ソリューションを支援する考えだ。

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ロボスタ編集部

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