スマート物流 立体型仕分けロボット「Omni Sorter」導入から1年半 佐川グローバルロジスティクスでの成果とインタビュー動画を公開

Gaussy株式会社が提供する倉庫ロボットサービスRobowareは、立体型仕分けロボット「Omni Sorter」を、佐川グローバルロジスティクス株式会社の東大阪SRCに2022年3月に導入しており、1年以上に渡り仕分けロボットを運用した成果についてのインタビュー動画を公開したことを2023年10月24日に発表した。

佐川グローバルロジスティクス株式会社は、SGホールディングスグループの一員として全国約100拠点で3PL事業を展開しており、「人とロボティクスの融合」をテーマに、物流課題の解決に向けて先進的なロボティクスの導入を進める中、2022年3月にOmni Sorterを導入。


導入後は仕分け作業の生産性向上だけではなく、前工程のピッキングや後工程の梱包作業にも効果が波及し、それにより人員配置や作業工程の最適化が行われた。

今後について、同動画内で、佐川グローバルロジスティクスの執行役員である瀬山嘉治氏は、顧客である中小規模のEC事業者に対して、OmniSorterを含めた物流ロボットを共同利用できるプラットフォームを強化し、大手EC事業者と同等レベルの物流品質を提供していきたいと述べている。





立体型仕分けロボット「Omni Sorter」について

Omni Sorterは中国HC Robotics社製の立体型仕分けロボットで、圧倒的な省スペースと自動高速仕分けが特徴となっている。設置や移設の負荷が少なく貨物量に合わせて柔軟に拡張できるほか、アパレルや食品、EC向けの雑貨や機械部品など、貨物の種類や形状に幅広く対応できることから、1年半で20社以上に導入されている人気のモデルだ。

■【動画】【Roboware】立体型仕分けロボット Omni Sorter ご紹介動画




佐川GRのインタビュー動画を公開

インタビュー動画では、佐川グローバルロジスティクス株式会社がOmni Sorterを1年以上に渡り運用して得られた成果のほか、倉庫現場における働き方の変化についても詳しく伝えている。

■【動画】【活用事例】佐川グローバルロジスティクス様 × Omni Sorter(オムニ・ソーター)




Omni Sorter 導入現場視察会の開催について

同社は、「倉庫ロボットは稼働現場を見てから検討したい」「自社と似た商材での取り扱いを見たい」という要望に応え、立体型仕分けロボット「Omni Sorter」の稼働現場を実際に見学できる視察会を2023年11月に開催する。なお、同視察会は実際に導入している全国の企業の協力を得て実現したものとなっている。


▼Omni Sorter 導入現場視察会 開催概要

東京会場 11月8日(水) 11:00~12:00 |ECフルフィルメントサービス
福岡会場 11月8日(水) 15:00~16:00 |食品物流 3PL
埼玉会場 11月9日(木) 13:30~14:30 |ECフルフィルメントサービス
費用 無料
Roboware公式サイト:https://roboware.ai/

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ロボスタ編集部

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