株式会社リチカは、AIマーケティング・アシスタント「RICHKA AiDist(リチカ アイディスト)」の新機能として、複数のAIコピーライターが様々なトンマナのキャッチコピーを提案する「AIコピーライター機能」を4月にリリースした。
「RICHKA AiDist」は、生成AIやクリエイティブデータなどを活用し、クリエイティブ制作や計測・レポーティング業務を誰でも簡単に行えるプロダクトで、公式リリースから2ヶ月で導入社数50社を突破している。
AIマーケティング・アシスタント「RICHKA AiDist」とは
「RICHKA AiDist」は、同社が監修したマーケティングに特化したAI技術を強みとし、これらのマーケティング戦略・クリエイティブ企画をプロマーケターと同じレベルでサポートするプロダクトだ。
▼主な機能
ペルソナ生成 | 簡単な基本情報を入力するだけで、詳細なペルソナ像を自動生成。また、生成したペルソナ像はPDFで出力できるので他施策への展開や部署内、社内外との連携など様々な場面で活用できる。 |
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広告コピー生成 | ペルソナ生成で入力した基本情報と生成したペルソナを元に広告コピーを自動生成する。また、レギュレーションなどの特定の設定入力やブラッシュアップ機能を利用することで、生成された広告コピーのクオリティを実用に足るレベルまで引き上げることが可能だ。 |
■【動画】『RICHKA AiDist』イメージPV 株式会社リチカ
新機能追加の背景
キャッチコピーを作成する際はプロのコピーライターに依頼することが多く、コピーライターごとに得意なテイストやトンマナなどがあるため、よりイメージに合う人に依頼することになる。「RICHKA AiDist」においても、広告コピーを出力する際にブラッシュアップ機能などを活用し、コピーのトンマナ(トーン&マナー)を調整することができるが、個人のスキルだけでトンマナをコントロールするのは少しハードルが高い状況だった。こういった背景から、トンマナに特化してアウトプットできるAIコピーライターを選び、誰でも簡単に希望に沿ったキャッチコピーを作成できる機能を新たにリリースした。
新機能“AIコピーライター機能”とは
「AIコピーライター機能」はキャッチコピーを出力する前に得意分野が異なる複数のAIコピーライターから選ぶだけで、希望のトンマナでキャッチコピーを出力可能。初期は4人のAIコピーライターを用意している。なお、トンマナの違いをコントロールし、コピーライターの特性を引き出すためにOpenAI社の新しいモデルであるGPT4-Turboを搭載している。
・白石ココロ:情緒的なコピーが得意なコピーライター
・挑発ヒロアキ:煽り文句が得意なコピーライター
・早川ハヤリ:若者言葉でUGC的なコピーが得意なコピーライター
同社は、今後も最新のAI技術を活用し、マーケティング担当者の課題に向き合い業務負担を軽減できるよう、ユーザーの声を元に迅速にアップデートを行っていくと述べている。
株式会社リチカ