ロボット競技「全日本ロボット相撲大会2024」開催 横綱を目指すロボット力士達の熱い戦い、約束の地は両国国技館 富士ソフト

富士ソフト株式会社は今年も「全日本ロボット相撲大会 2024」を開催することを発表した。2023年に引き続き、地区予選会を国内3カ所で開催。12月に行う決勝大会には各地区予選会の上位入賞チームのほか、「高校生ロボット相撲大会」「高等学校ロボット相撲選手権」、さらに海外の公認大会を勝ち上がったチームが出場予定。

2023年大会の会場の様子(参考)

「全日本ロボット相撲大会」は、ロボット作りを通して「ものづくり」の楽しさを知ってもらう場を提供することを目的に、1989年より開催しているロボット競技大会。ロボット相撲は、参加者が自作したロボットを力士に見立て、技術とアイデアで相手を土俵から押し出すことで勝負が決まる。

2023年の決勝大会は4年ぶりの世界大会として開催し、国内予選会を勝ち抜いたチームと海外17カ国の代表チームが集結し、熱戦が繰り広げられた。

2023年大会の会場の様子(参考)

2024年12月の決勝大会には、国内3カ所で開催する地区予選会の上位入賞チーム、公益社団法人全国工業高等学校長協会主催「高校生ロボット相撲大会」の地区大会上位3チーム、イオンモール株式会社主催「高等学校ロボット相撲選手権」の地区大会上位2チーム、さらに海外の公認大会の上位チームが出場を予定している。
熱戦を勝ち上がってきたロボット力士達が相撲の聖地 両国国技館に集結し、横綱を目指して戦いに挑む。

また、安全性が高く、誰でも容易に取り組みやすい500gクラスのロボットを対象とした「ロボット相撲500g級プレ大会」を、地区予選会、決勝大会ともに同時開催する。


全日本ロボット相撲大会(ロボット相撲大会)


土俵上で「ロボット力士」が技術とアイデアで勝負に挑む。試合時間は3分間、直径154cmの鉄製の土俵から落ちたら負けの三本勝負。

目的
生徒・学生ならびに社会人がロボット作りを通して技術の基礎・基本を習得し、研究意欲の向上と創造性発揮の場を提供し「ものづくり」の楽しさを知ること。

ロボットの規格
サイズ
 幅・奥行き20cm以内/高さ自由/重さ3kg以内
種類
 自立型:自動的に動くコンピュータプログラムを内蔵したロボット
 ラジコン型:ラジコン操縦で動くロボット


全日本ロボット相撲大会2024 開催概要

主催: 富士ソフト株式会社
後援:(予定)文部科学省、公益社団法人全国工業高等学校長協会
スケジュール:
 9月1日(日) 関東予選会(東京工芸大学 神奈川県)
 10月20日(日)近畿予選会(大阪府立今宮工科高等学校 大阪府)
 10月27日(日)九州予選会(福岡工業大学FITアリーナ 福岡県)
 12月7日(土)8日(日)決勝大会(両国国技館 東京都墨田区)
※対戦の様子のオンライン配信を行う予定。一般の来場、観戦はない。


高校生ロボット相撲大会2024 開催概要

主催: 公益社団法人全国工業高等学校長協会
協賛: 富士ソフト株式会社
後援: (予定)文部科学省、経済産業省、公益財団法人産業教育振興中央会
スケジュール:
 9月1日(日)関東予選会※(東京工芸大学 神奈川県)
 9月8日(日)東北予選会(岩手県立水沢工業高等学校 岩手県)
 9月22日(日)中国・四国予選会(愛媛県立松山工業高等学校 愛媛県)
 9月29日(日)北信越・東海予選会(富山県立富山工業高等学校 富山県)
 10月13日(日)北海道予選会(北海道旭川工業高等学校 北海道)
 10月20日(日)近畿予選会※(大阪府立今宮工科高等学校 大阪府)
 10月27日(日)九州予選会※(福岡工業大学FITアリーナ 福岡県)
 11月30日(土)決勝大会(ビッグパレットふくしま 福島県)
※全日本ロボット相撲大会の地区予選会と同時開催。

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ロボスタ編集部

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