第30回目となる「全日本ロボット相撲 全国大会」が12月15日〜16日に開催 当日参加のミニロボット相撲大会も
富士ソフト株式会社は、「全日本ロボット相撲全国大会2018」を12月15日(土)~16日(日)の日程で、国技館(東京都墨田区)にて開催することを発表した。
「全日本ロボット相撲全国大会」は、富士ソフトが主催する「全日本ロボット相撲大会」の「全日本の部」の全国大会。30回目を迎える今大会は、日本全国6カ所で行われた地区大会の「全日本の部」に参加した811台のロボットの中から、見事全国大会に勝ち進んだ64台と、海外35カ国で行われた公認39大会の開催国代表および、優勝ロボット148台が、国技館に集結。「第30代横綱」を目指してトーナメント方式で競い合う。
優勝者には文部科学大臣杯と文部科学大臣賞、賞金100万円が授与される。
今年から、「全日本ロボット相撲大会」と「INTERNATIONAL ROBOT SUMO TOURNAMENT」を統合し、「全日本ロボット相撲全国大会2018(All Japan Robot SUMO Tournament 2018 Grand Final)」としての開催となる。
1回戦から日本の地区大会優秀者と海外の優秀なロボットがぶつかり合う、見所満載のトーナメントだ。
富士ソフトが考案したロボット相撲大会は海を渡り、世界各国で大会が開催されるようになった。各国で「相撲ロボット制作はロボットテクノロジーの基礎を習得するために適している」と高く評価されているといい、大学生を中心とした参加者が出場している。現在、海外で開催されているロボット相撲大会は35カ国で開催され、総出場台数はおよそ年間2,000台に上る。
ロボット相撲は、参加者が自作したロボットを力士に見立て、技術とアイデアで相手のロボットを直径154cmの鉄製の土俵から押し出す競技。自動的に動くプログラムを内蔵した「自立型」と、ラジコン操縦で動かす「ラジコン型」の2種類のロボットが出場する。
また今回は、子供から大人まで当日参加OKのミニロボット相撲のプレ大会が開催される。これは、富士ソフトが開発した手のひらサイズのマイクロロボット「プロロ(Proro)」を使ったロボット相撲で、当日プログラミング体験をし、そのまま大会へと進むことができる。白熱したロボット相撲を見て、その一端を体験できる、興味深いイベントとなるだろう。
入場は無料で、HPからフライヤーを印刷して持参することで参加できる。
全日本ロボット相撲 | 富士ソフト