1台4役の清掃ロボット専用の移動式水タンクを発売　水路と電源の確保が難しい施設でロボットの給水･排水･充電を簡単に　Pudu

Pudu Roboticsは、スイープ、床洗浄、吸引、乾拭きの4機能を1台に集約した商用清掃ロボット「CC1」の補助装置として、移動式水タンクを2024年7月18日に発売した。

発売された移動式タンクは電気スタンドと水槽から構成され、施設に設置するだけで「CC1」の給水、排水、充電を可能にする。

「CC1」はのべ200件以上の導入実績

商用清掃ロボット「CC1」は、洗浄能力、障害回避能力、温かみのある可愛いデザイン、設定・操作の容易性などを高く評価され、昨年7月の販売開始以降、多くの施設で導入されてきました。飲食店やホテルをはじめ、レジャー施設、工場、ビル、スーパー、病院、介護施設などにおいて、のべ200件以上の導入実績がある。

実際に導入された施設からは、「5人がかりで2時間をかけて行っていた床清掃が、無人で20分で終了するようになった」「洗浄力・吸引力が非常に強く、ロボット内の汚水が尋常ではなかったので驚いた」などの声がある。

様々な施設にて多数の導入実績のある「CC1」だが、導入にはいくつかの課題も見受けられる。

「CC1」の使用には、給排水設備と電源を同時に提供でき、かつロボットが通行可能な幅（約1m以上）を持つエリアが必要だが、導入検討施設の中には、これらを満たすエリアを確保できない施設もあり、またエリア確保のための改修工事にコストをかけたくないという要望も多くある。

このような現場の課題に対し、発売された「CC1」の補助装置・移動式水タンクでは、置くだけで給排水・充電を行うためのエリアを確保できるため、現場の改修工事も不要。施設への「CC1」導入を容易にすることで、PUDUは、さらなる導入拡大と清掃業務における負荷軽減・省人化ソリューションの提供を図るとしている。

「CC1」導入における課題の実例

移動式水タンクの使用イメージ図解

移動式水タンクの主な特徴

施設の既存設備を改修することなく、置くだけで「CC1」が利用可能に

設置するだけで、「CC1」の給排水・充電が可能になるため、既存設備の改修工事が不要。「CC1」導入にかかるコストを抑えることができる。

タンク容量を2倍に拡大

30リットルの清水タンクと汚水タンクが装備されており、「CC1」に2回の給排水を行うことができる。これにより、大半の施設での1日の清掃ニーズを満たすことができ、手動により水交換を行うことで、「CC1」は中断することなく24時間清掃作業を継続できる。

便利な水交換リマインド機能

タンク内の清水が不足している場合、または汚水が満杯の場合、モバイルアプリに通知が届く。また、「CC1」のモニターにも通知が表示され、タンク内の水を交換するよう利用者に促す。高性能なモニタリング機能により、清掃の中断を防ぐ。

使いやすいデザイン

人間工学に基づいた伸縮式のハンドル、四輪ユニバーサル車輪を備えており、スムーズな移動や操作が可能。自由に押したり引いたりすることができ、傾斜や段差にも対応できる。また、水交換の作業も効率良く短時間で行うことができる。

移動式水タンクの製品概要

商業清掃ロボット「CC1」について

「PUDU CC1」は、1台に4役付きのインテリジェント商用清掃ロボット。スイープ、床洗浄、吸引、乾拭きの多様な機能を1台に集約している。

・屋内の多様な材質・硬度の床に適合。

・清掃中に電力が低下しても、ロボットが清掃の進捗状況を記憶しているため、フル充電後に前回終了時のポジションから再開できる。

・専用のワークステーションにて自動給水排水、自動充電が可能。

・マルチフュージョンセンサーの搭載により、どの角度で障害物に遭遇しても、すぐに停止して離れることが可能。

・各ユニットの作業状態を収集・要約し、清掃レポートを自動生成。

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