e-Craftのロボット「embot」とDeNAの学習アプリ「プログラミングゼミ」がコラボ アプリ内に双方のキャラクターが登場

e-Craftが開発した「embot」(エムボット)と、DeNAが開発した小学生向けプログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ」がコラボレーションし、2024年9月2日よりそれぞれのアプリ内に双方のキャラクターが登場した。

e-Craftは「docomoの新規事業プログラムから生まれたロボットプログラミング教材」を提供、DeNAは公立小学校向けにプログラミング授業を通して生まれた教材「プログラミングゼミ」を提供しており、いずれも小学校低学年に向けて、プログラミングを通じた創作体験を提供していることから、今回のコラボレーションが実現した。

プログラミングゼミの「embot」コラボ画面

embotの「プログラミングゼミ」コラボ画面


embotのコラボレーション概要

「embot」のアプリにはシミュレーター機能があり、ロボットが無くてもプログラミングでキャラクターを動かすことが 可能となっている。

新たに公開されたアプリではembotのキャラクターに加えて、「プログラミングゼミ」のキャラクター「そらもん」を動かすことができるようになりました。「そらもん」は手がサーボモーター、角がライトと連動して動くようになっている。

プログラミングゼミのコラボレーション概要

「プログラミングゼミ」に新たに公開された「embot」には、ダンボール工作のキャラクター6体と背景1種類、効果音11種類が登場。「プログラミングゼミ」の「メニュー」から「あたらしくつくる」から「embot」を選択、好きなキャラクターを選んで、プログラミングで自由にキャラクターを動かし、オリジナルの自分の作品をつくることができる。


アプリコラボに先立ち、8月3日にはコラボイベントを開催し、それぞれのアプリ内に双方のキャラクターが先行して公開された。

参加者は2つのアプリを体験したあと、選択したアプリを使って自由に創作を楽んだ。両社はこのようなコラボを通じて、小学校低学年から、プログラミングを活用して、楽しみながら学ぶ機会を提供したいと考えているとのことだ。


8月3日のコラボイベントの様子

8月3日のコラボイベントの様子

8月3日のコラボイベントの様子


embotについて

embotはダンボールと電子工作パーツを用いてロボットを組み立てることで、電子工作やものづくりの基礎を学ぶとともに、タブレット等にインストールした専用アプリを用いて、子どもたちでも簡単にプログラミングし、組み立てたロボットを動かし、一連の作業を通してプログラミングも学ぶことができるサービス。

プログラムをフローチャート形式で組むことができるため、if文やfor文など基礎的なプログラミングから、センサーやWebAPI連携のような高度なプログラミングまで直感的に身に付けることが可能となっている。

DeNAのプログラミング教育について

DeNAは、社会貢献活動の一環である「次世代のIT支援」として、2014年からプログラミング教育を推進。小学校向けプログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ」は、その一つとして2017年10月にiOS、Android、Windows向けに無料公開を開始。神奈川県横浜市、東京都渋谷区、熊本県多良木町、佐賀県武雄市を中心とした公立小学校での授業やイベントなどを通じて、これまでに累計19,000人以上の児童にプログラミングゼミを活用した授業や体験イベントを提供している。

2019年6月からは、渋谷区立小・中学校でのプログラミング教育の充実を図り、次世代に必要な資質・能力を持った人材を渋谷から輩出する土台作りを進めることを目的とした「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」に参画。また、2019年9月に文部科学省、総務省及び経済産業省が小学校プログラミング教育の実施に向け準備を推進するために設定した「未来の学び プログラミング教育推進月間(通称:みらプロ)」にも協力企業として参加した。

DeNAは「プログラミングゼミ」の取り組みを通じて、これからの未来を担う多くの子どもたちにプログラミングの楽しさを知ってもらうとともに、多くの小中学校がプログラミング教育に取り組めるように環境づくりに取り組んでいる。

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ロボスタ編集部

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