「ロボットのまち相模原」を目指して子ども達が体験 産学官連携イベント「ロボット大集合! in アリオ橋本2023」レポート

相模原市は2023年12月9日~10日にかけ、同市内にある大型商業施設「アリオ橋本」にて、主に子どもたちを対象とした産学官連携による体験イベント「ロボット大集合! in アリオ橋本2023」を、共催各社とともに開催した。

「ロボットのまち さがみはら」を目指して

相模原市では、平成27年(2015年)に「さがみはらロボット導入支援センター」を開設し、企業の生産性向上に関する取り組みや、ロボット設備の設計・組み立てのプロフェッショナルを育成するなど、企業の支援や人材育成に力を入れている。

ロボット産業を盛んにすることで、企業では生産の自動化や作業する人の負担を軽くするなど事業活動の効率化が図られ、市民生活においてもサービスロボット等の普及により暮らしに豊かさがもたらされるなど、誰もが快適に働き、生活できるような環境を目指している。

今回開催された「ロボット大集合! in アリオ橋本2023」は、産学官での地域連携の強化と、子どもたちをはじめとする多くの方に相模原市の魅力のひとつであるロボット産業を、幅広く知っていただくきっかけをつくることを目的に開催された。

イベントレポート

イベントポスター

「ロボット大集合! in アリオ橋本2023」は、参加者が操作体験や展示、プログラミング教室などを通して先端技術に触れながら、ロボットを身近なものとして楽しめるイベントとして産学官連携で開催された。

当日は、さがみはら発のロボットや大学などで研究しているロボットが多数出展。各ブースでは出展した大学や企業、団体のインストラクターの指導のもと、普段一か所で見ることができないさまざまなロボットの操作等が体験でき、それぞれのコーナーで行列ができるなど多数の来場者で賑わった。


会場入口の様子
概要
日時 2023年12月9日~10日
会場 アリオ橋本 1階グランドガーデン・屋外広場等
出展企業・学校等 企業14社
アクセスエンジニアリング有限会社 、アマノ株式会社、NECネッツエスアイ株式会社、株式会社F-Design ・鹿島建設株式会社 ・株式会社菊池製作所、株式会社グローバル・ウノ(ジュピター)、KEIO eSPORTS LAB.(京王電鉄株式会社×株式会社ユウクリ×株式会社TechnoBlood eSports)、コミュナルテクノロジーサービス株式会社、株式会社さがみはら産業創造センター、株式会社ChiCaRo ・JR東海(東海旅客鉄道株式会社)、株式会社DONKEY、ハイウィン株式会社

教育機関4機関
宇都宮大学、神奈川工科大学、県立神奈川総合産業高校、多摩大学

行政2自治体
神奈川県(産業振興課) 、相模原市(産業支援課)
共催 京王電鉄株式会社、株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク、多摩大学ながしまゼミ、相模原市


実施内容

1:ロボットふれあいイベント
ロボットの操作体験や乗車体験など、実際に様々なロボットに触れ、ロボットを身近なものとして楽しんでもらった。


神奈川県 産業振興課:コミュニケーションロボット「LOVOT」とふれあうことができるコーナー

さがみはら産業創造センター: 「協働ロボットでピンボール体験」 好きなところにピンをつけてお菓子をゲット

鹿島建設: 「4足歩行ロボット」の操作体験 色々なポーズや動きに挑戦した

コミュナルテクノロジーサービス:対話型コミュニケーションロボットの出すクイズに挑戦

アマノ:清掃ロボットの自動運転やマニュアル操作体験

DONKEY:スマート農業ロボットの操作体験

ChiCaRo:乳幼児との充実した遠隔コミュニケーションができるアバターロボットとのふれあいを体験

F-Design: 「ロボットベース(走行ロボット)」 振動や衝撃を吸収し、段差に強い走行性能を体験

2:プログラミング教室
線の上を走るようにプログラミングするライントレースをはじめ、マインクラフトを使ったバーチャルまちづくりや、プログラミングによるリモコンロボの操作など、さまざまな体験してもらった。

県立神奈川総合産業高校:学生スタッフの丁寧なサポートで、プログラミングが初めてでも楽しくライントレースを体験できた

KEIO eSPORTS LAB.:マインクラフトで橋本のまちにリニア新幹線の駅を作成

相模原市 産業支援課:プログラミングで「リモコンロボ」から好きな音を鳴らしたり、操作体験を行った

色紙や小物を使い、自分だけのオリジナルロボにカスタマイズ。最後にスタッフとロボット相撲をして楽しんだ

3:教育機関の取組紹介
教育機関が研究しているロボット等に関する取組などを紹介した。


宇都宮大学:ヒレのような構造を使い、水中を羽ばたくようにゆったりと泳ぐマンタ型水中ロボットの操作体験を行った

多摩大学:コントローラを使わずに手の動きをセンサーで認識してロボットアームを動かす技術を紹介した

4:ドローン組み立て教室(※有料)
ドローンの仕組みを学び、実際に組立てをおこなった。


グローバル・ウノ(ジュピター) :ドローンが日常のどのような場面で活躍しているか、仕組みや操作時の注意点を学んだ

専用キットを使用してドローンの組立を行う様子


今後に向けて

今回のイベント開催により、さがみはら発のロボットをはじめ、市内外の企業や教育機関のロボットにふれあい、相模原市の魅力のひとつであるロボット産業を幅広く知るきっかけを作ることができたとしており、相模原市は引き続き、市民の暮らしがより豊かになるよう、神奈川県「さがみロボット産業特区」と連携して、サービスロボットの実証実験等を積極的に実施していくとともに、ロボット産業のさらなる活性化を図るとしている。

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ロボスタ編集部

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