NECネッツエスアイ、自律搬送ロボットを販売 ホテルを中心に導入が広がる「Relay」の国内販売契約を米サビオーク社と締結

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NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:和田雅夫、以下 NECネッツエスアイ)は、Savioke, Inc.(本社: 米国カリフォルニア州 CEO: Steve Cousins、以下 サビオーク社)と同社の自律搬送ロボット「Relay」に関する日本国内を対象としたVAR(付加価値再販)契約を締結した。
NECネッツエスアイは、「Relay」導入のためのインフラ構築から、運用・メンテナンスまでのワンストップサービスを、2017年度上期中に国内向けに提供開始する予定だ。
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ホテルにおける「Relay」利用イメージ

サビオーク社の主力製品である「Relay」は、生産性や収益性を向上させる、シンプルで洗練された配送ロボット。エレベーターとの連携が可能なため、物流・ホテル・オフィスビル・高層マンションなどの環境で人と一緒に自律的に働くことができる、初めての屋内配達ロボットといえる。
■The Future of Hotel Delivery Service(英語版)

現在、米国のヒルトンやマリオットなどのホテルを中心に、各部屋への軽食や飲み物、アメニティの配送業務に導入が広がっている。
ロボットの導入により、人員を付加価値の高い業務へとシフトし手厚い顧客対応を実現できるほか、最先端のロボットが従業員のようにホテル内を走行する様子は利用者の関心を集め、集客効果も期待できるという。
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また、近年ロボットは急速な技術進化を遂げている。従来から導入が進んでいる製造業だけでなく、労働力の確保が難しいサービス分野を始めとした新たな分野への普及が見込まれており、経済産業省「ロボット産業市場動向調査結果」では、国内のロボット市場は2025年に5.3兆円、2035年には9.7兆円にまで市場拡大すると予測されている。
同社は、このような市場環境のもと、ホテルのみならず、オフィスビルやマンション、倉庫や介護施設などへの提案を進め、利用者へのサービス・利便性向上のため、ロボット活用によるトータルサービスの提供を予定とのことだ。
なお、Relayは2月1日(水)にザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)で開催する「NECネッツエスアイ Customer’s Fair 2017」にて展示される。

《ロボスタ編集部》
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