産業用ドローンの開発・販売を行う株式会社スカイロボットは、アジアでの総販売代理店として、5 月1日(月)より世界最軽量のドローン搭載用赤外線・可視光ツインカメラ「FLIR DUO/DUO R」の販売を開始する。
http://www.skyrobot.co.jp/flir_duo.html
■動画 FLIR Duo Compact Dual-Sensor Thermal Imager for Drones
産業用ドローンの需要とビジネスチャンスは年々高まっており、ドローンを商業利用化した場合の潜在市場規模は年間15兆円にも上ると予測され、「空の産業革命」とも言われている。
現在ドローンが活用されるビジネスには、上空から広域を見渡したり、人間には作業不可能な場所からの視点を得たりと、「自在なアングルからの撮影」というドローン独自の利点を生かしたものが多い。
コンパクトで軽量な赤外線アクションカメラである同製品は、従来の手法に比べ、より良いアングルで早く 正確に点検・監視・解析できるため、ドローンの可能性をさらに広げるものとして注目されている。

また、現在広く活用されているアクションカメラと同様のサイズ・形状で手軽に扱うことができ、ドローンの入門編としても最適な製品であり、同社が運営する日本初のドローン専門学校“ドローンスクールジャパン”にも導入。同スクールでは無料体験コースも用意されている。
商品概要
・10ピンmini USB電源・ビデオ出力インターフェース
・MSXにより、昼光下で撮影した赤外線画像に縁取り・奥行感を与え見やすくする
・リアルタイムで赤外線、可視光、MSX、ピクチャーinピクチャー切り替えが可能
・MAVLink互換のフライトコントローラと統合可能
・FLIR UASモバイルアプリからBluetooth経由で録画、コントロール機能を設定
・ファームウェア更新により常に最新機能を得ることが可能
▽製品仕様(FLIR DUO/FLIR DUO R)
| 希望小売価格 | FLIR DUO 150,000円(税抜) FLIR DUO R 195,000円(税抜) |
|---|---|
| 赤外線検出素子 | 非冷却式 Vox マイクロボロメーター |
| 赤外線解像度 | 160×120Pix |
| 赤外線レンズ | 160×120Pix |
| スペクトル帯 | 7.5~13.5μm |
| フレームレート | 9Hz(エクスポート 7.5Hz) |
| ラジオメトリー計測精度 | FLIR DUO R +/-5℃ |
| 可視カメラ解像度 | 1,980×1,080Pix(2K) |
| 可視カメラ FOV | 90° |
▽寸法・重量
| 外形寸法 | 41×59×29.6㎜ |
|---|---|
| 重量 | 84g |
▽画像処理及び表示機能
| ドローン向け画像最適化 | ○ |
|---|---|
| カラーパレット選択 | グレー・アイロン・レインボー(FLIR UAS アプリで選択) |
| 画質向上 | MSX(Multi-Spectral Dynamic Imaging Processing) |
| ピクチャーin ピクチャー | ○ |
▽インターフェース
| Mini USB コネクター | 電源、アナログビデオ出力、PWM 及び MAVLink コントロール |
|---|---|
| 電源電圧 | 5.0~26.0VDC |
| 消費電圧 | 平均 2.2W/ピーク時 3.3W |
| リモートコントロール | PWM コントロール2つ |
| MAVLink インターフェース | ○ |
| ディジタルビデオ出力 | Micro HDMI、1080P |
| 画像記録メディア | Micro SD カード |
▽環境特性
| 動作温度範囲 | 0℃~+50℃ |
|---|---|
| 保管温度範囲 | ‐20℃~+60℃ |
| 動作高度 | 4,000m以下 |
株式会社スカイロボット

