損害保険会社が次世代ロボットについて取り組む理由とは? 「RobiZyプロジェクト」の設立説明会が開催

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「RobiZyプロジェクト」とは

8月24日、「特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構」(以下「RobiZy」)の第6回設立説明会が開催されました。今回はこちらの参加レポートとなります。
そもそも「RobiZyプロジェクト」とは何なのでしょうか? 「RobiZy」のサイトには以下のように記載があります。

RobiZyプロジェクトとは

RobiZyプロジェクトは、企業、団体、大学、行政機関等と連携し、ロボットビジネスに関する調査研究・事業活動の支援を展開することにより、ロボット(IoT、AIを含む)分野の活性化・高度化を促し、安全・安心で円滑・継続的なロボットビジネスの実現を図ることを目的とします。 (RobiZy Webサイトより抜粋)

つまり、産学官が連携してロボットビジネスを推進させるために作られた団体ということです。現在は特定非営利活動法人(NPO)として申請中だそう。
この様な設立説明会は毎月開催されており、今回で6回目の開催になります。


損害保険会社として「次世代ロボット」に向けた支援策

設立説明会では、「RobiZyプロジェクト」の中心人物の一人でもある三井住友海上火災保険の北河博康氏から、「『次世代ロボット』普及に向けたアプローチと支援策の概要」というテーマで講演が行われました。


三井住友海上火災保険 公務開発部 開発室 上席課長 北河博康 氏

なぜ、損害保険会社が次世代ロボットについて取り組むのかという点について、保険業界とモータリゼーション発展の関係や、介護、農業、ビルメンテンナスなどの事業を例に挙げて説明をされていきました。


参画している理由については、「三井住友海上は保険会社なので専門分野になると限度がある。三井住友海上が持っているネットワークで繋いでいくうちに色々な技術が見えてくる。そこで、技術はそれらの企業にご提供いただき、保険は三井住友海上が提供することでビジネスとして拡大していきたい」と説明をされました。


「RobiZy」プロジェクトが考えるロボットビジネスの将来について

続いて、「Robizyプロジェクト」の事務局長の伊藤様から具体的な活動についての方向性について説明がありました。


ロビジープロジエクト事務局 事務局長 伊藤デイビッド拓史 氏

「ロボット業界のプレイヤーは多い。そのプレイヤーに対して情報や場を提供する、それを支援していく法人が『RobiZy』である」と伊藤氏。


「RobiZy」の事業目的

事業目的についても、産官学で連携を行い円滑・継続的なロボットビジネスの実現を図ることを目的にするとのことです。
具体的にはメーカーや販売会社とユーザーへのマッチング、ロボット導入・開発プロジェクトの支援、ロボットに関するセミナーなどを開催しての啓蒙活動を行っていくとのことでした。


現在「RobiZy」が取り組んでいる事例を紹介

現在でも勉強会や、技術研究、開発事業(清掃事業者、農林水産省の実証実験)などの取組みを行なっており、これらの取り組みについて具体的に紹介されていました。
伊藤様の説明終了後、参加者各々が自己紹介を行い名刺交換会となりました。


今後も説明会を開催

「RobiZyプロジェクト」では9月も今回のような説明会を開催するとのことでした。具体的な日程に関しては「RobiZy」のWebサイトから確認が可能です。
「RobiZy」の様に、民間企業を中心として産官学が連携してロボットビジネスを推進していく団体が設立されるということは、いよいよ本格的にロボットが様々なビジネスの場に入ってくる機運に繋がってくるように感じました。

《ぱっぺー☆あさひ》

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ぱっぺー☆あさひ

ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネット・モバイル広告など時代の先端の端っこにいて、ロボットスタートでは「ロボスタ」の広告周りや記事など執筆を担当。 ロボット業界のウォッチと共にエンタメ業界に足を突っ込んでいて二足の草鞋を履いてますが正直上手く歩けていません…。 ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』になっていましたが、白い会社が移転のため、彼は汐留の風になりました。

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