スマートスピーカー製造の米国SonosがIPOの準備を進めているという。2018年4月5日、Varietyが報じた。

Sonosの最新の求人情報で、IPOに関連する法律や財務のスタッフを募集しているというのがその根拠だ。応募の中で、財務報告を公開企業のルールに準拠させるための準備を進めていると記載されているため間違いないだろう。
一方、Sonosの広報はこの件について肯定も否定もしておらず単に「IPOはすべてのハイテク企業が考えるものだ」とコメントしたという。
SonosのスマートスピーカーSonos Oneはこの市場の中では高音質志向のハイエンド商品。Google Home Max、Apple HomePodというライバルが登場がSonosに与える影響は皆無ではないはずだ。
Sonosは自社で音声アシスタントを開発していないというのがライバルとの大きな違いになっている。現在はAmazon Alexaをサポートしているが、SonosはGoogle Assistantをサポートする計画を発表している。さらにApple Siriのサポートにも感心を示しており、1台のデバイスに複数のアシスタントを搭載することを目指している。もちろん、音声アシスタント開発会社がそれを認めればという話になるが、ユーザーとしてはそういうデバイスの登場は歓迎したい。
ロボスタ / SONOS








