米国ポートランドの家庭に設置されたAmazon Echoが夫婦のプライベートな会話を知らぬ間に録音、その内容を連絡先に転送していたことが話題になっている。

KIRO7.comの取材によれば、ポートランドの女性の自宅に、会社の同僚から「あなたはAlexaのプラグを抜いたほうがいい。ハッキングされている」と電話を受けたことで発覚したという。

ポートランドの家庭での会話が、知らぬ間にシアトルの同僚に筒抜けになってしまったという。
すぐさまAmazonに問題を電話で伝えたところ、事実だったことが確認でき、30分の電話の中で15分も謝罪されたという。

またThe Washington Postの報道によれば、「EchoがAlexaに似た発話でウェイク → 会話をメッセージを送るリクエストと誤解 → メッセージ送信先を誰に?と確認 → 会話を誤って連絡先リストの名前として解釈 → その後の送信確認も誤解 → 結果的にメッセージとして送信してしまった」という。誤解が連続して起こった非常に希なケースだという。もちろん今後、起きないよう対策されるという。
なおまだ日本ではメッセージングサービスが提供されていないので今のところ心配はいらない。
僕はこう思った:
壁に耳あり障子に目あり、部屋にEchoあり。Echoが何か反応しているときは、ちゃんと注目しましょう。





