2018年8月21日、Google Assistant向けの「Tell Me Something Good」機能が米国で開始された。
この機能は文字通り「良いニュース」を読んでくれる機能で、Google Assistant搭載スマホやスマートスピーカーに「Hey Google, Tell Me Something Good」で起動する。
良いニュースについての基本的な考え方は、世界をより良い場所にしようとする人々のニュースであり、具体的には非営利団体のソリューションジャーナリズムネットワークによってキュレーションされたものとなる。
例えば、ジョージア州立大学が卒業率をどのように倍増させ、白人と黒人学生の差を減らしたかといった内容のニュースが20秒程度にまとめられて要約記事として再生されるという。
日常報道されるニュースは嫌なニュース、良くないニュース、解決策のない悲惨なニュースも当然多く含まれており、しかもそういったニュースのほうが目立ちがちでもある。そんな中、良いニュースにフォーカスするという取り組みは非常に興味深い。
現在この機能はアメリカだけの実験的な機能とされている。今後全世界に展開されることを期待したい。
Source:Google



