2018年8月21日、チカラの技術にて「ラップの韻を自動で踏んでくれるIoTシステム」の作り方が公開された。
ラップの要素として、歌詞(リリック)の中でいかに韻を踏み(ライム)、いかに歌いまわすか(フロウ)があるが、特に特徴的なのが「韻」(ライム)だ。韻を踏むとは、2つ以上の言葉の母音がすべて一致していることを指す。例えば有名どころのライムとしては、「俺は東京生まれHIPHOP育ち、悪そうな奴は大体友達」において「そだち」と「(と)もだち」が母音が同じで韻が踏まれている箇所となる。
今回紹介するシステムは、Google Homeで単語を指示すると、自動的に韻を踏む単語を回答してくれるもの。このシステムを使いこなせれば、素晴らしいライムのパンチラインが繰り出せるかもしれない。

2. IFTTTは文字をWeb hooksでAzureへPOST転送
3. Azureはwebサーバーとして、RaspberryPiに文字情報を転送
4. Raspberry Piは文字情報を韻ノートに送信して結果を文字情報で受け取る。
5. 受け取った入力と韻をGoogle Homeに送信、喋ってもらう。
この例では「電子工作」という言葉を聞き取った後、「天使とダンス」という韻を踏んだ単語を発話する。
実際に韻を踏む動画も公開されている。
Source:チカラの技術



