8月21日、Googleは、同社の音声技術やその利用動向に関する情報をブログにて掲載した。Googleアシスタントのリリースから2年が経過し、リリース後にGoogleが学んだことの一部が紹介されている。
まず、Googleアシスタントに対するリクエストは、「検索」よりも「アクション志向」のものが40倍多いという。「近くのお店を教えて」よりも「ライトを消して」といった行動を伴う指示が多いということだ。
また単純なコマンドであっても言い方がたくさんあるのだという。例えばシンプルなアラームのセットについても、5,000を超える方法で指示されているのだそうだ。上記の図は、そのごく一部の例を示している。日本語であっても「6時に起こして」、「6時にアラームをセットして」、「6時に起きる必要がある」など様々な言い回しがあり、これらの複雑な会話にもGoogleアシスタントは対応できるようになっているという。
Googleアシスタントは朝起きてから寝るまでの時間帯で、様々な場所で利用されている。そして、Androidでの使われ方とGoogle Homeでの使われ方に違いが生じているようだ。
朝Google Homeで天気・ニュースを聞き、通勤・通学・昼食時はスマホからテキストメッセージのやりとりや電話、レストランを探したりする。帰宅後はGoogle Homeで音楽を聞いて、寝る前にアラーム設定や予定を確認を行う。
音声技術は最先端の技術だが、利用はマニュアルなしで簡単に使うことができる。これもこの技術の特徴で、結果としてあらゆる年齢層、性別、エリアのユーザーが活用できている。最近では高齢者や女性のユーザーも急激に増えているという。
Source:Google Blog




