2019年1月7日、ハーマンインターナショナルがJBLブランドの新製品「JBL Link Drive」を発表した。名前の通りドライブの時に使う車載を前提としたスマートデバイスで、CES 2019のGoogle Assistant搭載デバイスの中でも目を引くデバイスのひとつである。
「JBL Link Drive」は車内のシガーソケットに差し込むことを前提としたデザインとなっている。差し込むことで給電され、車の中から音声でGoogle Assistantを制御可能になる。また車載専用デバイスとしてデュアルノイズキャンセリングマイクを搭載し、車特有のノイズを除去する配慮もなされている。通信はスマートフォン(Android / iPhone)と組み合わせて使う仕組みだ。また車内のオーディオにはBluetoothかAUX端子で接続する。
設定後はHey Googleと呼びかけてアシスタントを起動、運転中でも安全に道順、交通状況、天気、スケジュール確認などがハンズフリーで行える。ウェイクワードを発話したくない場合は、本体上部のマイクボタンでも起動することもできる。また、このボタンは長押しすることでミュートボタンにもなる。
2019年春、59.95ドルでJBL.comで発売予定となっている。
Amazon純正の車載システム「Echo Auto」の良きライバルになりそうな製品だ。どちらも日本でも発売を期待したい製品だ。
Source:harman.com