ソラコム、AIカメラ「S+ Camera」で使えるアルゴリズムを販売する「S+ AIマーケット」を開設 第一弾は 「Package20」を販売

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株式会社ソラコムはAIカメラ「S+ Camera」(サープラスカメラ)シリーズにインストールして使えるアルゴリズムを販売する「S+ AIマーケット」を2021年12月1日から提供開始することを発表した。あわせて、「S+ AIマーケット」で提供するアルゴリズムとして、AI Dynamics Japanが提供する20個の汎用的なAIアルゴリズムがパッケージとなった「Package20」を提供開始する。

3rd party アルゴリズムを購入できるようにする「S+ AI マーケット」

「S+ Camera」はIoTプラットフォームSORACOMのノウハウを活かしたAIカメラ。SORACOMのセルラー通信(LTE)搭載により設置すればすぐに使え、自作のAIソリューションを手軽に開発できるという特徴から、商業施設の混雑度チェック、街中の交通量調査、機器の定期点検の自動化などで使われている。
「S+ Camera」の専用コンソール内に開設する「S+ AI マーケット」は、パートナー企業が提供する”3rd party アルゴリズム”を購入できるようにする。購入したアルゴリズムは、ブラウザ上で操作することで、セルラー通信経由でAIカメラに遠隔からインストールして利用できる。
対応アルゴリズム第一弾となるAI Dynamics Japanが提供する「Package20」は、商業利用が進む汎用的なAIアルゴリズム20種を厳選したパッケージで、通行人カウントや滞在時間の計測、車などの物体検出やOCRによるナンバー検知などのアルゴリズムが含まれる。価格は9,800円(税込)で、一度購入すれば20個のアルゴリズムを自由に利用することが可能。なお、12月31日までお試しキャンペーンとして無料で提供する。なお、「S+ AI マーケット」で扱うAIアルゴリズムは、随時AIパートナーとともに拡充していく。


利用シーンの一例
・倉庫や通用口、受付などの入退室管理
・食堂、会議室などの滞在時間検知
・倉庫の段ボールのカウント
・ヘルメットやマスクの着用検知
・アナログメーターや帳票のOCR読み取り


S+ Cameraシリーズの特徴


左から、S+ Camera Basic、2021年12月新登場のS+ Camera Design、防水のS+ Camera WP(Water Proof)

​●セルラー回線標準搭載
データの送受信にセルラー回線を利用するため、ネットワーク環境の構築が不要。
●アルゴリズムの遠隔更新
エッジ処理ができ、専用のコンソールからアルゴリズムを遠隔操作で更新可能。
●かんたん設置
電源に接続するだけですぐに利用できます。汎用マウントを利用すれば設置も容易。
●AIアルゴリズムをインストールして独自のAIカメラソリューションを実現
アルゴリズムはソラコムから提供される”リファレンス アルゴリズム”(無償提供)、自社で独自に開発できる”自社開発アルゴリズム”、パートナーから提供される”3rd party アルゴリズム”(有償提供)のいずれかを利用できる。

《山田 航也》

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山田 航也

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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