顔認証付きIoTインターフォン「BRO-LOCK」次世代インターネットプロトコルIPv6の実証テストを開始

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IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」を提供する株式会社ブロードエンタープライズは、「BRO-LOCK」の通信規格が次世代インターネットプロトコルIPv6(アイピーブイシックス)に対応したファームウェアの実証テストを開始したことを発表した。

顔認証付きIoTインターフォン「BRO-LOCK」

「BRO-LOCK」はマンションのエントランスをオートロック化するための顔認証付きIoTインターフォンシステム。取り付けにあたり住戸内までの配線工事が不要であり、かつマンション向け高速インターネットサービス「B-CUBIC」のインターネット回線と共用できるため、取付工事が簡易になりマンションオーナーのコスト負担が軽減される。集合玄関機は「顔認証」「ICカード認証」「QRコード認証」「時限式暗証番号認証」など様々な解錠方法が可能。
また、室内モニターからの通話・解錠だけでなく、専用のアプリを利用することで、入居者が所有するスマートフォンで外出先から来訪者と応答でき、訪問履歴の確認、不在時の訪問者の画像確認など様々な機能を持たせることが可能となる。さらにクラウドサービスを利用することにより、入居者へのメッセージ通知機能や時限式の暗証番号・QRコードの発行機能により対面での鍵の受け渡し作業を不要にするなど、不動産管理会社における業務効率化ツールとしての利用も可能。


IPv6に対応したファームウェアの実証テスト

実証テストでは実用化に向けたテスト環境を構築する為、IPv6のネットワークにBRO-LOCKの集合玄関機・室内モニター(複数台)・アプリを接続し、集合玄関機(暗証番号解錠・ICカード解錠・顔認証解錠)、室内モニター(Wi-Fi接続・呼び出し・解錠・履歴確認)、アプリ(呼び出し・解錠・履歴確認)の動作テストを行う。
インターネットの急速な普及とIPv4のアドレス数の不足により、次世代のインターネットプロトコルIPv6の普及が進む中、家電類含め、様々なIoTデバイスもIPv6対応が進んでいる。これまで同社が提供している「BRO-LOCK」の通信規格は従来のIPアドレスのバージョンであるIPv4対応となっていたが、IPv6対応することで通信の安定を図り、今後様々なインターネット環境に対応することが可能となる。

【インターネットプロトコルとは】
複数の通信ネットワークを相互に接続し、データを中継・伝送して一つの大きなネットワークにすることができる通信規格(プロトコル)の一つ。ネットワークに接続されている全てのコンピュータに対して、IPアドレスと呼ばれる番号を付与し、その番号を用いて通信先の指定及び呼び出しを行う。

【IPv4について】
IPアドレスを32ビットのデータとして表現されており、IPアドレスの総数は2の32乗個で最大約43億個となる。

【IPv6について】
IPアドレスを128ビットのデータとして表現されており、IPアドレスの総数は3.4×10の38乗個で約340澗(かん)個となる。


「ブロードエンタープライズ」について

ブロードエンタープライズはインターネットインフラであるマンション向け高速インターネットサービス「B-CUBIC」を基盤とし、IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」やスマートカメラ、スマートロックなどIoTデバイスを提供し、集合住宅のスマート化を促進することで、賃貸経営における収益の最大化と管理業務のDX化を支援する。

《山田 航也》

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山田 航也

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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