芝浦機械、段ボール作業を自動化できる双腕協働ロボットを2025ソリューションフェアで展示

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芝浦機械株式会社は、2025ソリューションフェアにおいて、段ボール製函工程の自動化を実現する双腕協働ロボットを展示した。


スカラ型双腕協働ロボット「RIDRS-S」による製函システム

同社が展示したスカラ型双腕協働ロボット「RIDRS-S」は、製品製造後の段ボール製函工程を自動化するシステムである。このロボットは両腕で対象物を把持したまま回転させることが可能だ。さらに片腕ずつ別々の作業を行えるため、作業効率の大幅な向上を実現
する。

三辺合計1,900mmの大型段ボールの製函にも対応している。また、オプションで段ボールストック数の増減にも対応可能である。


ヒト型双腕協働ロボット「RIDRS-H」による箱詰めシステム

一方、ヒト型双腕協働ロボット「RIDRS-H」は、段ボール箱詰め工程の自動化に特化したシステムだ。こちらも「RIDRS-S」と同様に、両腕での把持・回転機能と片腕ずつの独立作業機能を備えており、箱詰め作業の効率化を図る。

腰部の旋回・チルト動作を使った広い動作範囲を活かし、深い段ボールにも対応可能である。

これらの詳細の動作は芝浦機械の公式YouTubeから確認できる。




《杉田 大樹》

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