株式会社HatsuMuv(ハツムーブ)は、10:1スケール/150cm級の「動いてしゃべる轟雷」の制作に成功したと発表した。10月18~19日に東京ビッグサイトで開催される全日本模型ホビーショー、コトブキヤブースにて初披露される。
「Cutieroid」は、アニメやゲームの2次元キャラクターを実際に触れ合える存在として3次元に降臨させるプロジェクトの総称。55cm級の「CutieroidDoll」と、150cmスケールの「Cutieroid」を備え、「動くロボットフィギュア」として現実世界に登場させるべく研究を続けている。
2025年7月12日にスタートした「Cutieroid フレームアームズ・ガール 轟雷プロジェクト」のクラウドファンディングは、最終的に達成率165%で終了した。ストレッチゴールにも到達し、塗装専門会社によるより忠実なカラーリングを実施した。
150cm級の轟雷を特別展示
今回完成した150cm級の轟雷は、全日本模型ホビーショー専用の演出を有した特別展示だ。音声機能を搭載し、まるで生きているかのように言葉を紡ぐ。専用ボイスはアニメ『フレームアームズ・ガール』で轟雷を演じた佳穂成美さんが担当し、合計約8分間の音声を楽しめる。
高性能なモーター駆動によって披露されるのは、腕・頭などの自然な動作からなる18種類のポーズである。プロジェクションマッピングを利用した豊かな表情も有しており、轟雷が目の前で多彩な表現をおこなう様子を堪能できる。
55cm級のサイズで再現したロボットドール「CutieroidDoll」
「フレームアームズ・ガール 轟雷」を55cm級のサイズで再現したロボットドール「CutieroidDoll」も同時に展開される。150cm級の轟雷と同様、音声再生や決めポーズによる演出が可能だ。自宅で一緒にのんびりしたり、遠い場所に2人で出かけたりと「日常を共に過ごすパートナー」として商品化の予定がある。
55cm級の轟雷は、ワンダーフェスティバル2025[夏]でも公開される。ホビーショーでは、さらなる進化を遂げた「第4試作版」を展示する。モーションパターンは8種(追加開発中)、首の構造強化、腰の保持力強化などの改良が施されている。
HatsuMuvは「アニメキャラに、会いたい。」そんなわがままで無謀な夢を叶えるためだけに走り続けてきた。Cutieroid「フレームアームズ・ガール 轟雷」は、応援してくれたみなさまが叶えてくれた夢の結晶である。
10月18~19日、東京ビッグサイトで開催の全日本模型ホビーショー・コトブキヤブースにて「2次元キャラをリアル世界に顕現させる」その瞬間を見届けたい。