イギリスのスタートアップ企業Humanoid(SKL Robotics Ltd.)は2025年12月2日(火)、二足歩行ヒューマノイド「HMND 01 Alpha Bipedal」を公開した。
自律かつ適応的に動作し、実環境での実装を志向するアルファ段階の機体である。開発期間は5か月、48時間のトレーニングで安定歩行を達成したとしている。
主な仕様
・身長179cm
・エンドエフェクタを除く29自由度
・両手合計15kgのペイロード
・12自由度ハンドまたはパラレルグリッパー
・連続稼働時間3時間
・RGBカメラ・各種センサー搭載
・NVIDIAとKinetIQによるエンドツーエンド推論・スキル処理
・自社開発VLAベースフレームワーク採用
想定用途と位置づけ
Alpha Bipedalは、家庭・サービス領域、R&D、POCs、安全性検証、AI開発の支援を主な用途として掲げる。
コメント欄の反応
公開された動画に対するコメント欄の反応は賛否両論だ。
「イギリスの会社がここまで来た!めっちゃ嬉しい!」「触覚フィードバックきた!すごい」「次の10年で各家庭にロボットが普及するかも!」という感動や期待の声が確認できる。
一方で、「中国はこれより20年先を行ってる」「25年前のASIMOのほうがマシ」「歩き方が残念」「2023年レベルで今さら感しかない」「イギリスらしい遅れっぷり」といった辛辣な指摘も存在する。
ロボスタでは、ヒューマノイドや業務DXロボットの現状と未来を語るセミナー開催
ヒューマノイドの第一人者、大阪大学の石黒教授が登壇
ロボットの知能化が進み、身体性の高いヒューマノイドや四足歩行ロボットが注目されています。そんな今、知能ロボットと知覚情報基盤の研究開発を行い、ヒューマノイドやアンドロイド研究の第一人者として活躍する日本ロボット界の至宝、石黒浩教授はどう考えるのか。
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業務用DXロボットの導入実績が豊富なugoが登壇
すでに業務用ヒューマノイド(セミヒューマノイド)やAIロボットを実用化し、多数の導入事例を持つ ugo(ユーゴー) の松井CEOにご登壇いただく「AIロボット社会実装の最前線 ugoが挑むフィジカルAIとヒューマノイドの未来」を、2025年12月18日(木)に開催します。

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