中国を拠点とするUniX AIは、世界最大級のテックイベントであるCESの会場(LVCCノースホール、ブース番号10815)で、汎用ヒューマノイドロボットの新モデルWanda 2.0とWanda 3.0を披露する。
これは世界市場と大規模商用展開に向けた戦略的な一歩であり、実環境で検証済みの量産機を世界的イベントで公開する節目となるであろう。汎用ヒューマノイドが「デモ段階」から「検証・スケール段階」へ移行しつつある潮流を示し、中国発のエンボディード・インテリジェンス(身体性を伴う知能)を国際舞台に押し出す狙いだ。
CESで量産機と実サービスを実演
会場にはカクテルメイキング、家庭、ホテル客室の3つのインタラクティブ体験ゾーンを設置。来場者はアプリでノンアルコールドリンクを注文し、Wanda 2.0がバーツールを識別し配合を制御して安定注出する様子をリアルタイムで確認できる。家庭シナリオではお茶をいれる、食器洗い、衣類の整理などの連続・反復作業を迅速に学習し実行。ホテルでは拭き上げ、ベッドメイク、アメニティ補充、廃棄物の仕分けなど高頻度業務を実演し、人とロボットのシームレスな協調を示す。
多様な生活に適応する技術基盤
同社は、マルチモーダルセマンティックキーポイントに基づく認識を核に、効率的な模倣学習フレームワークUniFlex、触覚を統合したマルチモーダルモデルUniTouch、長系列タスク計画モデルUniCortexを統合している。これにより、実世界での自律的な知覚・計画・行動を実現し、精密で自然な操作とワークフロー遂行を可能にする。
性能と量産・供給体制
Wanda 2.0は23自由度の関節、世界初の量産型8自由度バイオニックアーム、適応型インテリジェントグリッパーを備え、複雑環境での巧緻操作とワークフロー協調を実現する。エンジニアリングとサプライチェーンを背景に月100台の安定供給体制を確立し、ホテル、プロパティマネジメント、警備、小売、研究・教育などにソリューションを展開中である。
創業者兼CEOのFengyu Yang氏は、Embodied AI(エンボディードAI)が検証とスケールの局面に入り、アルゴリズム・ハードウェア・シナリオを統合できる企業が優位になると述べ、2025年の本格量産と製品化・グローバル展開・エコシステム拡大を進める方針を示した。
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