次世代ロボット向け統合制御プラットフォーム「エンボディドブレイン・ドメインコントローラ T5」をRobinXが発表

次世代ロボット向け統合制御プラットフォーム「エンボディドブレイン・ドメインコントローラ T5」をRobinXが発表

RobinX株式会社は、自社で開発した次世代ロボット向け統合制御プラットフォーム「エンボディドブレイン・ドメインコントローラ T5」(以下「T5」)を発表した。

T5は、AI演算、センサー融合、リアルタイム制御、機能安全などを1台に統合したエンボディドAI向けの高性能ドメインコントローラであり、移動ロボットや無人機器の「頭脳」として活用できる次世代プラットフォームと位置づけられている。

近年、物流・製造・インフラ・サービス業界では人手不足や省人化ニーズの高まりを背景に、自律移動ロボットや無人化設備への需要が急速に拡大している。

一方で、複数のセンサーやAIモデルをリアルタイムに統合し、高精度かつ安全に制御するための高性能・高信頼性を備えた統合制御基盤が求められている。同社はこうした市場ニーズに対応するため、独自のAI・ロボティクス技術を基盤にT5を開発した。

完全自社開発による統合アーキテクチャ

T5は、RobinXがハードウェア設計からソフトウェア統合、AIアルゴリズム連携までを一貫して自社開発したドメインコントローラである。ソフトウェアとハードウェアを統合したプラグアンドプレイ設計を採用しており、多様なロボットプラットフォームへ柔軟に対応可能だ。

また、国際トップクラスのAIモデル・アルゴリズムとの連携を前提とした構成により、高度な認識・判断・制御処理を実現する。

高性能AI演算とリアルタイム制御

T5には高性能GPU・CPUアーキテクチャが採用されており、大規模AIモデルの推論処理や複数タスクの同時実行に対応している。

マイクロ秒級のセンサー同期技術を搭載することで、LiDAR、カメラ、Radar、IMUなど複数センサーの情報を高精度に統合し、リアルタイムでの環境認識と制御を可能にした。高速移動時や複雑な環境下においても安定したロボット制御性能を発揮できる点も特長の1つとして挙げられている。

機能安全と産業用途への対応

産業用途を想定した高信頼設計を採用しており、長時間連続稼働や高負荷環境にも対応可能だ。機能安全(ASIL-D)への対応を視野に入れた設計により、安全性が求められる移動ロボットや無人設備への導入にも適している。

主な想定用途は、自律移動フォークリフト、無人搬送車(AGV・AMR)、自律巡回ロボット、無人作業機、屋外移動ロボット、配送ロボット、産業用モバイルロボットなど多岐にわたる。物流、工場、インフラ、屋外作業、サービス分野など幅広い産業シーンにおけるロボット導入を支援するプラットフォームとして展開される見通しだ。

主な製品仕様

製品名

エンボディドブレイン・ドメインコントローラ T5

AI演算

高性能GPU・CPUアーキテクチャ

センサー対応

Camera・LiDAR・Radar・IMU

センサー同期

マイクロ秒級

メモリ

大容量LPDDR5x

ストレージ

高速NVMe SSD

安全設計

ASIL-D設計対応

特長

ソフトウェア・ハードウェア統合、プラグアンドプレイ

《ロボスタ編集部》

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