「レ◯でもなく、電子ブ◯ックでもなく、プログラムのブロック」〜PEPPERブロック
アプリタイトル:PEPPERブロック
デベロッパー:haiattoC
対象機種:Pepper
これ、アプリとは言っているのですが、普通のアプリとは違うのです。何が違うかというと「Pepperを動作させるプログラムを作るアプリ」というものです。なので、正確にPepperアプリではないのですが、個人的にもの凄く興味を惹かれたのでご紹介します。
この「PEPPERブロック」は一般的分類するとブラウザアプリというものです。字の如くブラウザ上で動作するアプリケーションのこと。HTML5が出てから本当に多くのブラウザアプリが出てきました。もちろんコレもHTML5で書かれています。
ご存知の通り、PepperのプログラミングはChoregraph(コレグラフ)というSDKを通して行います。Choregraph自体、巷に出ている他のSDKと比較すると格段に扱いやすいのですが、これをもう一段扱いやすくしたのがこの「PEPPERブロック」だったりします。
そもそものコンセプトは、haiattoCさんが説明しています通りMITメディアラボが作成してる「Scratch(スクラッチ)」というプログラミング言語の学習環境です。
簡単に言ってしまえば、命令がブロック状になっていて、組み合わせることで一つのプログラムが完成するのです。ブロックなので不可能な動きの組み合わせは出来ないようになっていますし、どの様な流れになっているかも簡単に確認することが出来、プログラミングをしたこと無い子供などに向けた素晴らしいツールとなっています。
(もっと簡単に言ってしまうと「電子ブロック」のプログラミング版と言った感じです。)
これをPepperを動かすために応用したのが「PEPPERブロック」というわけです。いくら敷居が低くなったとはいえ子供がChoregraphを弄るというのはもの凄くハードルが高いですし、組み合わせが上手く行かなくてエラーになってしまうと直ぐに興味を無くしてしまいます。「PEPPERブロック」は上述しましたが、出来ない組み合わせは作れないので、エラーの確率はもの凄く低く、基本的に直ぐに反応するので自然とプログラミングに興味を持ってくれるのではと大きな期待を持っています。
もしくは、本当にMITメディアラボと一緒になって、Pepper(というよりNAOqi)の開発ツールの一つになったら面白いなぁなんて妄想しちゃいます。
将来お子さんをスーパーロボットアプリエンジニアにしたいお父さん、これを是非お子さんに!