住宅展示場向けにPepperの貸出を開始したSIソーラーさんにお話を伺いました。

2015年8月10日、ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」の貸出サービスを発表した株式会社SIソーラー様にお話を伺いました。

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このサービスでは、住宅展示場向けアプリケーションがインストールされたPepperを貸し出ししてくれます。Pepperは主に声かけ・商品案内・アンケートを行い、計18台を住宅展示場のイベントに合わせて配します。

アプリケーションはSIソーラーが独自に企画開発したもので、複数台の利用を想定した管理コンソールにより、遠隔地からでもアプリケーションの制御やPepperにしゃべらせるセリフの設定が可能です。

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今回、株式会社SIソーラー広報の目黒様と、開発責任者の松本様(以下、敬称略)にお話を伺いました。

ーーーこのようなサービスをはじめたきっかけを教えてください。

目黒「弊社は太陽光システムインテグレーターとして、太陽光発電システムを販売しております。親会社にイシンホーム住宅研究会があり、まずはその住宅展示場で展開を行うためにサービスをリリースしました。」

松本「Pepperは今は真新しいので集客効果がありますが、集客だけの活用では最終的な目的が果たせないと思っています。今回のリリースはフェーズ1と考えていて、主にアンケート集計とPepperとの受け答えのデータ収集が行えます。今後、更に機能を追加してバージョンアップしていく予定です。」

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ーーー現在Pepperができることを教えてください。

目黒「まずお客様にパソコンから事前受付アンケートを入力してもらいます。こちらは、配布するチラシにアンケートへのURLやQRコードを記載したり、住宅展示場のパソコンで入力してもらいます。」

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目黒「アンケートを入力し終えると、画面に”会話予約番号”が表示されますので、それをメモしてもらいます。」

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目黒「Pepperのタブレットから会話予約番号を入力すると、Pepperがお客様に話しかけて接客を開始します。会話の内容は実際に住宅展示場の営業マンが話しているものです。」

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目黒「会話が終わったあとは、Pepperから”一緒に写真撮ろうよ”と誘ってくれて、最後にPepperと握手をして完了です。」

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ーーー説明ありがとうございます。サービスの特長を教えてください。

松本「弊社では各地の住宅展示場にスタッフがおりPepperを触ることが本業では無いので、スタッフでも自由に会話内容を更新することができるシステムを作りました。また、Pepperとの会話内容を全部サーバーに蓄積することが出来ますので、そのデータを今後の営業改善の参考に使うことができます。」

ーーー18台もPepperがあると、色々なことができそうですね。

松本「複数のPepperがありますのでブラウザ上で様々な制御ができるように考えています。そこでまずは会話の内容をブラウザ上で制御できるようにしました。将来的にはシステムにいくつものPepperの会話集がアップされていて、全国各地色々な展示場に合った会話集を選んで、Pepperが全国各地で活躍して欲しいです。また、1つの住宅展示場に2台のPepperを置いて、それぞれに役割を振って何かをさせるということも考えています。」

ーーー最後に今後の目標をお聞かせください。

目黒「弊社グループ内で住宅展示場を運営していますので、現場からの要望を吸い上げてシステム改善を行い、より完成度の高いものにしていきます。そして、住宅業界以外でも使えるシステムと考えておりますので、ほかの業界でも提案していきます。」

ーーー今日はありがとうございました。


「近い将来ロボットが人々の生活に欠かせないものとなると考えており、住まいにマッチする最先端システムを提案・提供できる企業として、Pepper本体と住宅展示場向けアプリケーションを貸出させていただく。」と代表取締役の依田様は語ります。

まずは、2015年8月13日、大手住宅フランチャイズの「イシンホーム」の柏展示場を皮切りに貸出を開始するので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

そして、こちらのシステムに興味ある方は、広報部の目黒さんにお問い合わせを。

▽株式会社SIソーラー
http://www.sisolar.jp/

▽問い合わせ
会社名 株式会社 SI ソーラー
部署名 広報部
お名前 目黒 隆司
電話番号/E-mail 03-5642-3734/meguro@sisolar.jp

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北構 武憲
北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットがどのように社会に浸透していくかに注目しています。