韓国のFuture Robot社のFUROシリーズについて調べてみたよ

日本はPepperを中心としたロボットブームのムーブメントが始まりつつありますが、お隣の韓国にもロボット企業があります。それが今回調べてみる「FURO」シリーズを作っている「Future Robot」社です。

Future Robot社の設立は2009年8月。結構歴史あるんですね。

FURo-S
先ずはFURO-Sから

横長のタッチスクリーン対応のディスプレイ(22インチ)が前面に、背中に9.7インチのディスプレイ横にプリンターを設置するトレイが付いているのが特徴です。

スペックは下記のとおりです。
高さ:155cm
重さ:88Kg
移動スピード:0.5m/秒
稼働時間:約6時間
OS:Windows7(32bit)
CPU:i3 2100
SSD:120GB
メモリ:4GB
言語:26ヶ国語対応(Microsoft TTSを使用)
Kinectによって顔認識、追跡、挨拶、アイコンタクト、感情認識が可能。
カードリーダーも接続することができので、決済なども出来ます。

FURo-D
続いてFURo-D。

こちらはディスプレイが縦長になっています(32インチ)。一方でFURO-Sでは背中にあったディスプレイは無くなっています。

スペックは下記のとおり。
高さ:160cm
重さ:88Kg
移動スピード:0.5m/秒
稼働時間:約6時間
OS:Windows7(32bit)
CPU:i3 2100
SSD:120GB
メモリ:4GB
言語:26ヶ国語対応(Microsoft TTSを使用)
Kinectによって顔認識、追跡、挨拶、アイコンタクト、感情認識が可能。

ということで、基本スペックはほぼ一緒です。
ちなみに、両機とも設定画面では日本語対応してます。

furo-i
そしてFURO-i

こちらは家庭用のロボットになっています。

高さ:30cm(Cone type)
重さ:3kg
移動スピード:30cm/秒
稼働時間:約8時間

上記はあくまでも1例。
なぜ1例かというと、FURO-iは自分でユニットを組んでロボットにするのです。

例えば、Moble Uniteが2パターンつ、Smart Deviceとしてタブレットを選択(大きさも)、タブレットでなければSecurity CameraのExtensionを選択するといったような仕様です。(ちなみにタブレットは別売りみたいです)
斬新で理解するまで苦労しました…。

FURO-SとFURO-Dは日本でも「サッチャン」としてタケロボ株式会社さんが取り扱われており、長崎ハウステンボスにオープンした「変なホテル」にも導入されているとのこと。さすがに長崎迄は無理ですが、実物が見れないか交渉してみたいと思います。

実現したら、またNEWSで取り上げますので、お楽しみに!!

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ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネットなど時代の先端の端っこにいて、今はロボット業界に身を置いています。 ロボットスタートでは広告営業をメインにしていますが、ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』に。 近頃頑張っているアイドルを見ると泣いてしまう。「HKT48」を推しつつも「NGT48」「=LOVE」が気になっています。最近は取材の予習で聴いた「夢みるアドレセンス」の楽曲の良さに驚く。 長年の夢だったTBSラジオデビューを果たしました。 誕生日の夜は今年も一人かも知れないと不安しかありません。

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