「Pepper App Challenge 2015 Winter キックオフイベント」に行ってきました。#pac2015w

9月16日(水)、アトリエ秋葉原で Pepper App Challenge 2015 Winter (以下、pac2015w) キックオフイベントが開催されたので行ってきました。

イベントの説明ページにはこう書かれてました。

このイベントは「Pepper App Challenge 2015 Winter」への参加を検討されている皆様に、コンテストに向けたロボアプリ開発をスタートさせるきっかけをご提供するものです。

当日はソフトバンクロボティクス担当者より「Pepper App Challenge 2015 Winter」の審査基準や応募方法、期待するアプリケーションなどをご説明します。また、来場者の皆様が互いに情報交換し、コンテストに向けてチームを結成するきっかけとなるように Lightning Talk もご用意しております。


会場は元小学校の校舎を利用しているアーツ千代田 3331。アトリエ秋葉原が入っている建物です。今日は1階のイベントスペース行われます。広い!

参加予定人数90人なので、食べ物も飲み物も大量です。

受付の行列もすごい!

はじまりました。今日の司会はソフトバンクロボティクス中山さんです。いつもお世話になってます。

最初に、ソフトバンクロボティクス(アルデバラン) の河田さんから乾杯の挨拶です。Pepperの技術面でいつもお世話になっております。みんなで乾杯!

中山さんから今回の pac2015w 概要についてです。

2015年6月からスタートした一般販売が、3ヶ月で3,000台が完売です。

一般の家庭向け販売が始まったということで、今までのデベロッパーユーザだけではなく、エンドユーザが登場し、ロボアプリの開発は新たなステージとなります。

今回はエンドユーザが実際に家庭で利用するアプリを対象とし、「Pepperらしさ」「エンドユーザー満足」「継続性」「インタラクティブ性」の4つの審査基準が新設されました。

それぞれの審査基準の詳細はこちらです。

今回の応募締め切りは、10月31日(土)21時までですよー。


ここから歓談タイムです。参加者同士で交流を深めます。参加者が90名なので会場が人でいっぱいです。

会場の後ろにはメンバー募集や様々な告知ができるボードがありました。


今日の1つ目の企画は、前回のコンテスト決勝進出者からの一言です。登壇者は4名。

最初はイサナドットネット谷野さんです。

Pepper 受付スマホ通知アプリで「ベストビジネスモデル賞」を受賞しました。

参加の苦労は、開発以外にいろいろな準備があったことです。動画やプレゼン資料の作成や、当日のブースセッティングなどです。

参加して得たものは、チャレンジングな仕事ができたことだそうです。ロボットアプリ開発にはまだ誰もやったことのない領域がたくさんあるので、やることのほとんどが誰もやったことのないものなので、チャレンジングな仕事をたくさん経験できたそうです。

今回のコンテストに向けては、リベンジしたい!ただ…家庭向けアプリの開発するのはできるかな?これもチャレンジ!です。今回のコンテストも頑張ってください。

イサナドットネットさんでは、Pepperの発話調整サービス「Citrus Rams」を無償公開中です。今回のコンテストに応募される方に役立つサービスです。(サービスの詳細はこちらの記事にて〜ロボット発話調整ソフト「Citrus Rams」が無料で使えるので試してみました。


次は、とのさまラボ西田さんです。ハイパーメディアロボットクリエーターです。Facebookで情報発信しているので、みんなでいいね!しちゃいましょう。

まずは、前回コンテスト作品の概要から。決勝戦に残った「ペッパービンゴ」と「Pepperと遊ぼう!忍者ゲーム」のそれぞれです。ググって見たら、それぞれの動画が出てきました。

前回コンテスト開発の苦労はこちら。確かに完成品を2つ出品したのは素晴らしいですね!

コンテストの参加して得たものはこちらです。

今回のコンテストについてのコメントはこちらです。

最後に告知。1周年を迎えるアトリエ秋葉原では有志による「アトリエ1周年イベント」が9月28日に開催されます。ということで参加者募集中です。(詳しくはこちらの記事にて〜9/28「アトリエ1周年記念パーティー」開催決定!


次は、マッキー小澤師匠です。ペッパーのクロースアップマジックへの挑戦で「ベストクリエイティビティ賞」を受賞しました。

マッキー小澤師匠からは、新ネタの手品を披露いただきました!が、ネットNGなのでお見せすることができず残念です。手品の披露で会場は一気に賑わいました。


最後は、最優秀賞 & ベストソーシャルイノベーション賞をダブル受賞した、プロジェクトチーム・ディメンティア吉村さんです。

最初にプロジェクトチーム・ディメンティアについて。こちらはLife & Medical Design Platform(LMDP)によるハッカソンから生まれたチームです。

各人自分の仕事を持ちながら、夜や土日を使ってハッカソンで生まれたアイデアを磨いていきました。プログラミングの方は仙台や栃木に住む方々なので皆で集まって作業することもあまりできず、苦労しながらもプロジェクトを進めていったそうです。

最優秀賞を受賞した結果、多くの媒体からの取材が殺到しました。日経新聞の一面にも登場したそうです。そして、国内から10団体以上、海外からも3団体が見学に訪れたそうです。お話を伺ってると、最優秀賞を受賞したことで、明らかに人生変わりました。

ということで、今回チャレンジされる方へのメッセージはこちら。みんなでもっともっと目指そうぜ!


今日の2つ目の企画は、ライトニングトークです。各人4分の持ち時間でいろいろとアピールを行います。

最初は、ハイレグタワー所属のウメムラさんです。

鹿児島県肝付町の高齢者施設にPepperを持っていくというプロジェクトのメンバーであるウメムラさん。

実際に現地に行った時のお話を聞かせていただきました。

こちらのプロジェクトについて興味のある方は、以下の記事もどうぞ。

 「暮らしのロボット共創プロジェクト(略して、キモP)」のキックオフに行ってきました。
 http://robotstart.co.jp/news/kimop-pepper-kick-off-1.html


次は、私、ロボットスタート北構がLTを行いました。

ブログを書くためにたくさんのPepperの現場を見てきて、そこから独断と偏見で気になったPepperアプリをいくつかご紹介させていただきました。

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次は、山岡さん。本業では公認会計士をされていて、ウェアブルデバイスやVRに興味をお持ちです。

2014年6月5日の孫さんによる一番最初のPepperの発表から注目していたそうです。Pepper発表後、ソフトバンクの株価は下がりましたが、これは「Pepperを凄いと思っている人はほんの一握りではないか?」と山岡さんは思いました。

山岡さんのコンテストへの意気込みはこちら。10年後に振り返った時を考えて、制約に向き合い工夫して作成されるそうです。


次は、CREATIVE ORCA末宗さん。岡山にお住まいということで、地方デベロッパーの取り組みについてお話いただけます。

Pepperバズーカをやってみたりしています。

今回のコンテストは、チーム岡山として参加されるそうです。

例えば「Pepper兄弟どんぶらこ」とか。

DJ Pepper」もやっています。すでに実際のクラブでデビューしたそうです。


次は、アビダルマ横田さん、アトリエ秋葉原の運営スタッフさんです。「The fact of Pepper App Challenge」のお話。

前回データの分析をしてみると、応募アプリの数ですが、参加者と決勝進出者で異なっていたそうです。アプリの本数を多く出した方が決勝進出の確率が高そうですね。

前回、個人で開発した決勝進出者は2つ、チームで開発すると5つです。チームで開発した方が決勝進出の確率が高そうですね。

ということで、アトリエ秋葉原ではアイデアを考えたり、仲間を探すために、いろいろなイベントで開発者の皆さんをサポートしております。

アトリエ秋葉原公式ブログでは、特設の「コンテスト特集」があります。コンテスト参加者向けの様々な情報を公開していますので要チェックですよ。

コンテスト特集
http://pepper-atelier-akihabara.jp/pac2015ww


LT最後は、マッキー小澤師匠のマジックです。素敵なマジックに会場は賑わいました。

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最後に、各種ご案内。メルマガとブログは参加者ならば、必ずチェックした方がいいですよ。お見逃しなく!

最後の最後に、もう一度締め切りのお知らせです。

今日のプログラムはこれで終了です。最後は中山さんの音頭でみんなで「ペッパー!」で締めて終了です。皆様おつかれさまでしたー。

コンテストに向けて頑張りましょう!

 ▽Pepper App Challenge 2015 Winter(募集要項もこちら)
 http://www.softbank.jp/robot/news/developer/20150821a/

 ▽アトリエ秋葉原ブログ Pepper App Challenge 2015 Winter 特集
 http://pepper-atelier-akihabara.jp/pac2015ww

ABOUT THE AUTHOR / 

北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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