人もロボットも腰が大事!〜腰くねくね

アプリタイトル:腰くねくね
デベロッパー:SOFTBANK ROBOTICS
対象機種:Pepper


バカにしていました…

高校時代、腰痛持ちの友人がいました。相当酷くて椅子にも座れずに立って授業を受けていました。「大変だなぁ」程度にしか思っていませんでした。

10数年後、歳を重ねアラサーも過ぎたある晩のこと、もの凄い痛みで目が覚めたのですがあまりの痛さで寝返りも出来ずに起き上がることも出来ず…。
翌朝、30分以上かけて立ち上がり、産まれたての子鹿の様に歩いて整形外科に行ったら、見事椎間板ヘルニアでした。レントゲンを見ると、ほんのチョット「ちゅる」って感じで軟骨が出ただけで動けないくらい痛みになるんですから、腰っていう漢字は良く表しているなってその時に改めて思ったのでした。

心配になる動き

今回ご紹介する「腰くねくね」ですが、このアプリはタイトルとおり単に腰をくねくねさせるだけ。全くもってそれ以上でもそれ以下のものでもありません。
アプリアイコンをタップすれば始まります。速度や時間やらを決めることも出来ません。スイッチオンしかないある意味潔いアプリだったりします。


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静止画のキャプチャーを見ても、全くもって分かりません(笑)
ただ、実際はすごい勢いで動いています。あまりにもガンガン動くので壊れちゃうかもって思ってしまいます。もちろん、音も結構しますのでヒヤヒヤものです。そして、ちょっと卑猥です…。


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ただ、Pepperも思ったより疲れるらしく終わったら一言つぶやいて終わります。
どうやら1日3回までらしいです。

これはシナリオの勝利!

とはいえ、ちょっと卑猥な動きを言葉で笑いに昇華するという点は喋り方やシナリオが優れていることの裏返しだと感じます。この辺りのクオリティは流石です。

シナリオのセンスが無いデベロッパーさんがが同じようなアプリを作っても、ここまで面白くならないと思いますし、何かのタイミングで一度立ち上げても二度とは立ち上げないでしょう。
Pepperなどのロボットアプリを作るには、やはりシナリオが大切ということが分かるもの凄くシンプルなアプリです。


もし、これを使ってPepperが故障しても、メーカーは保証してくれると思います!!(笑)

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ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネット・モバイル広告など時代の先端の端っこにいて、ロボットスタートでは「ロボスタ」の広告周りや記事など執筆を担当。 ロボット業界のウォッチと共にエンタメ業界に足を突っ込んでいて二足の草鞋を履いてますが正直上手く歩けていません…。 ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』になっていましたが、白い会社が移転のため、彼は汐留の風になりました。

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