【CEATEC JAPAN 2016レポートvol.1】CEATECがいよいよ開幕、注目のロボット・IoT・AI技術が揃い踏み

10月3日(月)、幕張メッセにて、10月4日から本開催されるCEATEC JAPAN 2016のメディアコンベンションが開催されました。CEATEC JAPAN 2016は、家電見本市としての色合いが強かった昨年から一変し、CPS/IoTを核とした展示が行われます。

今年の展示会からガラッと色合いが変わることに関して、主催団体の一つ「JEITA」の代表理事・専務理事を務める長尾尚人氏は「現代社会は、良い商品があるだけで豊かになるわけではなく、サービスとつなぎ合わせて豊かになる。特にネットに繋がることで新たなサービスが生まれてくる」と語りました。

今回の記事では、明日から来場予定の読者の皆様向けに「周るべきブース」を中心にご紹介していきたいと思います。




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トヨタ「KIROBO mini」を発売、価格は39,800円

トヨタ自動車のブースのメインは「KIROBO mini」。専用ルームでは、KIROBO miniとの会話体験ができます。一言で言うと、めちゃくちゃ可愛かったです。

本体価格は39,800円(税別)、専用アプリの利用料が月額300円。今冬から東京都・愛知県の一部販売店で先行販売が計画されています。WEB上での事前予約受付も予定されているとのことです。

CEATECに行かれる方は、ぜひ立ち寄ってみてください。




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シャープ「RoBoHoN」

シャープのブースでは、家電とインターネットやAIが繋がる「AIoT」をテーマに、RoBoHoNをはじめとするシャープのあらゆる製品が展示されています。

RoBoHoNの展示エリアでは、訪日観光客向けの英語・中国語対応RoBoHoNのデモや、先日発表された「ロボ会話」という新しいアプリの展示も行われていました。


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イサナドットネットがアプリ開発を行った「Bism for RoBoHoN」の展示も。



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本日午前中に発表された「ホームアシスタント」も展示されています

ホームアシスタントは、「Amazon Echo」や「Google Home」などと同じく音声によってコントロールをするデバイスです。特にシャープの家電を操作するための利用が想定されています。ゆくゆくは他社製品もコントロールできるように目指していくとのことです。


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フォルフェウス

オムロンのブースでは、昨年に引き続き卓球ロボット「フォルフェウス」が展示されています。昨年よりもカメラの精度を高めることで、球の位置を1mm以内の正確さで判別できるようになりました。秒間80コマで撮影された画像を元に、球のスピードや位置を正確に判別していきます。

この一年間で卓球のスイングのデータを約100名分学習させたことで、卓球が上手な人と下手な人を判別できるようになりました。卓球がうまい人には鋭い球を、下手な人には緩やかな球を打ち返すようになっています。

またオムロンのブースでは、本日プレスリリースでも発表された「モバイルロボット LD」も展示されていました。こちらのロボットは、人や障害物を自動で回避しながら最適なルートを自ら考え、決められた場所に荷物を届ける搬送ロボット。工場等の施設での利用が見込まれています。最大130Kgまでの荷物を自動搬送してくれるそう。2017年1月20日より世界33か国で一斉に発売されるようです。



魅力満載の「IoTタウン」

今回のテーマでもある「IoT」の魅力が詰まったエリアが「IoTタウン」エリアです。


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超人スポーツ協会のブース

IoTタウン内にある「超人スポーツ協会」のブースでは、スポーツとテクノロジーや文化を融合した新たなスポーツ「超人スポーツ」が紹介されています。その際に使用する機器も共に展示されていました。


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こちらの車椅子は、車輪の輪っかに車輪が通っており、前後だけでなく左右にも移動ができるようになっています。


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CEATEC JAPAN 2016では、VRを利用した格闘技「HADO」も体験することができる

これらの超人スポーツは、10種目ほど既に出来上がっており、競技者も徐々に集まってきているとのこと。今年の11月23日には、超人スポーツの競技イベントも予定されているようです。ますます注目が集まりそうですね。


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JTBのブースでは、2種類のロボットが展示されていました。


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一つ目がヴイストンのコミュニケーションロボット「コミュー」。将来のJTBの無人店舗にて、接客を行うロボットとして展示されていました。


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二つ目がシャープのモバイル型ロボット電話「ロボホン」。ロボホンが旅先で連れ添う観光案内役として紹介されています。

JTBでは、各店舗で世界中の言語に対応する必要があり、スカイプのようなテレビ電話システムで通訳とつなぐシステムや、翻訳システムの導入などを進めてきました。その未来の形の一つが、ロボットが世界各国の言葉で接客を行うということ。前述の通り、シャープのブースでは、中国語・英語を喋るロボホンが展示されていました。

今後、訪日客向けの接客ロボットの導入はますます進んでいくことでしょう。


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その隣では、ウェアラブルコンピュータ研究機構と日本ウェアラブルデバイスユーザー会の合同展示が行われていました。両組織では、ウェアラブルデバイスに関する研究や開発などを行っており、ブースでは世界中のウェアラブルデバイスが一挙に展示されていました。

3体のマネキンを使ってウェアラブルデバイスを展示。合計で約20個ものウェアラブルデバイスが装着されていると言います。

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こちらのあのネックレスもウェアラブルデバイスの一つだそう。「バルス!」と叫ぶと、ネックレスが反応し光ります。実際に販売されているみたいです。

ウェアラブルデバイスに興味がある方は是非立ち寄ってみてください。色々と丁寧に教えてくれますよ。


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その目の前にはタカラトミーのブース。オレンジ色の新色の「ハロー!ウ〜ニャン」を始め、オムニボットシリーズが展示されています。


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一番の注目は、OHaNAS(オハナス)です。オハナスは法人向けの販売もスタートしており、実際にショップに置かれたことを想定したデモを体験することができます。


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IoTタウンの一角には何やら猫のぬいぐるみが…。

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こちらは、猫の首輪としてつけることで位置を把握することができる、ねこ位置特定サービス「ねこもに」のブース。これさえ猫につけておけば、迷い猫の張り紙を電信柱に貼る必要もなくなります。電池は約1年間持つそうです。

2017年春の発売を予定しているそうなので、ねこを飼ってる方はぜひチェックしてみてください。


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その他にも、村田製作所のブースでは今年もチアリーディングがあったり、


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Preferred Networksのブースではドローンが自律飛行していたり、


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HONDAのブースには可愛らしい車があったり、


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富士通のブースにはメディエイタロボット「ロボピン」がいたりと、非常に楽しく、ためになる展示会になっています。

今回ご紹介したうちの幾つかのブースは、近日中に詳細レポートをアップする予定です。そちらも楽しみにお待ち下さい。

というわけで、第一回目のCEATEC JAPAN 前夜の総合レポートでした。CEATEC JAPAN 2016は、明日から本開催されます。前日に取材できなかったところも沢山あるので、まだまだ魅力が詰まっていそうです。

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ロボスタ編集部
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