「ATRオープンハウス2016」が開催! 今年のテーマは「ATR2.0の始まり」
日本の科学技術をリードするATRが「ATRオープンハウス2016」を11月10日(木)〜11日(金)に開催しました。ATRオープンハウスは、毎年開催されているイベント。私もロボスタ大阪特派員として、昨年に引き続き2度目の訪問を果たしました。今年は3回に渡ってレポートしていきます。
ATRオープンハウスでは、今回も200名近い研究者(外部パートナー等も含めて)の研究成果が発表されています。とても2日程度では全てを見て回れないことは昨年学習済みですので、独断と偏見に基づき、筆者が興味のあるところだけピックアップしました。
開催に際して、平田社長から今回のテーマについてのご説明。昨年のテーマは「R&D as Service」でしたが、今年のテーマは「ATR2.0の始まり」。また、様々な研究成果をビジネスの現場に届けよう、イノベーションに繋げようという主旨で「R&D&I」(最後の”I”はInnovationの頭文字)というフレーズを掲げています。
ATR Learning Technology(株)は、音声処理の研究を英語教育に反映させた英語学習プログラムの「ATR CALL」を販売しています。実は去年取材した時から筆者の関心が高かったのですが、今年はビジネスの成果として啓林館の高校英語教科書用指導書に採用されたとのことでした。素晴らしい達成ですね。
無料アプリの「ATR CALL BRIX」を個人的に試したことがあるほど楽しみにしておりまして、ATR Learning Technology(株)のブース展示にも伺いました。こちらでは啓林館の高校英語教科書用指導書に収録している「ATR CALL」を実際に試すことができました。PCにインストールして英語の発音と聞き取りを練習することができます。今のところWindows版のみだそうです。Mac版のリリースも待ち遠しいですね。
無料アプリの「ATR CALL BRIX」は、Google Play または App Store からダウンロードすることができます。英語の習得を目指している方は試してみてはいかがでしょうか。
続きは、「ATRオープンハウス2016 レポートvol.2」をお待ち下さい。