今回は「Echo Dot」に続いて、Amazon Echoが届いたのでご紹介します。
Amazon Echoとは?
過去ロボスタで何度も紹介しているので、ご存じの方が多いと思いますが、Amazon Echoは音声で操作できるAIアシスタント兼スピーカーです。
標準の状態でもある程度のやりとりは可能ですが、スキルと呼ばれる機能をインストールすることでさらに多機能な使い方が可能になります。米国Amazonサイトでスキルを自由に選んで使えるようになっています。
現在、米国Amazonで179.99ドルで販売中です。ちなみに執筆時点で、配達は2017年1月24日と随分と待たされる状況となっており、大人気であることがわかります。海外の報道では、既に500万台以上が販売されているという情報もあります。
以前紹介した49ドルのDotとくらべて3倍以上高価ですが、その分サイズも大きく、スピーカーの容量が明らかに大きなものになっています。
Amazon Echo開封の儀!
さて、開封してみましょう。Amazon Echoはブラックとホワイトの2色展開ですが、ロボスタではホワイトを選びました。
箱はブルー。中身が何なのかすぐにわかるパッケージデザインとなっています。横にEchoに話しかけるべき例文が載っています。
例えば、「Alexa, Tell me a joke.」(なんか面白いこと言って)、「Alexa, Set a timer for three minutes.」(タイマー3分後に設定しといて。)などなどです。
裏面はこんな感じ。
外の化粧箱を外すと、中身が見えます。本体と、黒い箱です。この中にはACアダプターが入っていました。
じゃーん。本体です。高さ23.5cmの円筒で、直径は約8cm。結構なサイズです。重さは1,045gあり、スピーカーのマグネットのせいか軽いものではありません。裏面もゴム製の素材でできているため、倒れそうな不安定感はありません。
上部にはスイッチが2つあるだけのシンプルなつくり。
下部には、ACアダプタを接続する端子が見えます。
付属品は超シンプルな説明書と、呼びかけるための例文、あとはACアダプターとなっています。
Amazon EchoとAmazon Echo Dotとの比較
以前ご紹介した「Echo Dot」と「Amazon Echo」を比較してみましょう。
まず全高が全く違います。高さ3.2cmと、23.5cmですから、何倍も違います。
上部のパネルも違います。スイッチの数が違います。Echo Dotはボタンでもボリューム調整ができるんですが、Amazon Echoは音声のみのコントロールとなっています。また円周部のデザインも随分違っています。Echo Dotは上部の穴から音がでますが、Echoのスピーカー穴はボディ下部が中心となっているためでしょうか。
後ろに設置された端子部分も設計が違っています。Echo Dotは側面に端子がありますし、マイクロUSBによる給電、オーディオジャックを持っています。本体からの音量・音質には限界があるため、外付けスピーカーを使えるようになっています。
一方、Amazon Echoは専用のACアダプターの端子のみとなっています。ここはマイクロUSBやUSB-Cになって欲しいところですけどね。オーディオ端子がないのは、自らがスピーカーとしていい音がするからなんでしょう。
Amzon Echoの使い勝手は?
国内ではまだ技適に対応しておらず、通常利用では電波法違反となる可能性があるため、ロボットスタートでは電源をいれた状態での使用レビューは行えていません…。
オフィシャルの動画を載せるので「Amazon Echo」の使い勝手はこちらでご確認ください。
「アレクサ!」と話しかけてからの反応の良さが痺れます。
早く日本語版出てほしいものですね。
ライバルのGoogle Homeともサイズ比較してみました。どれがベストかといと難しいですねぇ。
いずれにせよこのジャンルはさらに競争激化しそうなので引き続きいろいろと紹介していきたいと思います。
では、また!
電源入れてみたいところですが・・・技適(以下略・・・orz
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