本日1月18日(水)、東京ビッグサイトにて、ロボットの開発・活用展「ロボデックス」と「第3回ウェアラブルEXPO」が開幕しました。
どちらも注目の展示会ですが、特に「ロボデックス」は今回が初開催となるロボットの展示会ということで個人的にも結構前から注目しておりました。ロボデックスだけで約160社が出展をしています。
「ロボデックス&ウェアラブルEXPO特集」の第一本目となる今回の記事では、展示の一部を簡単にご紹介していきます。
展示ブースの一部をご紹介
ココロ
ココロのブースでは、同社が開発するアクトロイドの展示があります。サンリオの子会社であるため、エンタメ系のロボットに強みを持っている同社。機能以上にユーザー体験を考えて、ロボットの開発を行っています。
展示されていたのは新型のアクトロイド「SUR-KY-01」。これまでのアクトロイドは、独自技術「エア・サーボ」による制御が行われていましたが、このアクトロイドは「電動サーボ」で制御されています。博物館などとは違い展示環境が整っていない商業施設でも、通常の電源コードによる稼働が行えるというメリットがあります。
また、可動部をコミュニケーションができる必要最低限のものに減らすことで、導入がしやすい価格帯での販売を行っています。
今回の展示では受付システムとの連携を行なっていましたが、今後外部のアプリケーションと連携していくことで、機能を持たせていきたいとのことです。
スマートロボティクス
スマートロボティクスの展示ブースでは、たくさんのNaoがお出迎え。
NaoがかっこよくPPAPを踊っています。本家よりだいぶかっこいい…。
スマートロボティクスが開発したロボットのプロトタイプの展示もありました。このロボット自体を販売していくというよりかは、お客の要望に合わせてデザインしたロボットを作っていくこともできるということで、OEMのような展開を想定しているようです。
ライフロボティクス
ライフロボティクスのブースでは綺麗なお姉さんたちがデモを行っています。
関節がない、ライフロボティクス独自の技術が導入されているロボットアームが、化粧品をピックアップするデモ。静かに滑らかに動いていました。
アドバンスト・メディア
音声認識技術の開発を行うアドバンスト・メディアでは、同社が展開するAmi voiceに関する展示。
現在100社以上に導入されているという、独自のバッジ型ウェアラブルマイク端末「Ami Voice Frond WT01」が紹介されていました。
このデバイスを首からぶら下げておくことで、スマートフォン・PC・タブレット・カーナビなど、あらゆるデバイスにBluetoothを経由して音声で指示を与えることができます。
本体価格は33,000円で、工場や物流などを中心に100社以上に導入されているそうです。
生活革命&シャンティ
コミュニケーションロボットのアプリケーション開発等を行う「生活革命」と「シャンティ」の2社による共同ブースにはたくさんのPepperがいました。
病院の受付に導入されている問診システムを体験することができたり、
武蔵野銀行の一部店舗にも導入されている銀行の受付システムを体験することができます。どちらのシステムも、簡易プリンタと連携していて、受付票をその場で発行できるようになっています。
そして、シャンティさんのブースには、同社がディストリビューターとして販売予定のロボット「Sanbot」がいました。
中国製のロボットで、身長は約90cmで胸にはアンドロイドのタブレットがついています。ROSでの開発ができるようです。
すでにたくさんのアプリケーションがインストールされていました。
ダンスをしている時には両手が光るなど、動きも見た目も可愛らしかったです。
他にも、まだまだ周りきれていないブースがたくさんありますので、これから回ってきます! どこも混んでいるのですが、特に視力4.0を実現するウェアラブルメガネを展示中のメガネスーパーのブースでは、午前中の時点で体験が90分待ちだそうです。
ロボデックス・ウェアラブルEXPO共に、本日18日から20日までの3日間開催されています。ロボスタでは数回にわたってご紹介していきますので、お楽しみに!
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ロボットスタート株式会社ロボットスタートはネット広告・ネットメディアに知見のあるメンバーが、AI・ロボティクス技術を活用して新しいサービスを生み出すために創業した会社です。 2014年の創業以来、コミュニケーションロボット・スマートスピーカー・AI音声アシスタント領域など一貫して音声領域を中心に事業を進めてきました。 わたしたちの得意分野を生かして、いままでに市場に存在していないサービスを自社開発し、世の中を良い方向に変えていきたいと考えています。