デジタルハリウッド サービスロボティクス専攻(IMJすまのべ!)の授業が行われました

2月1日、デジタルハリウッド サービスロボティクス専攻の授業が行われました。今回の講師はIMJすまのべ!さん。



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すまのべ!

「ロボットを活用したデジタルマーケティング」と題し、以下の内容についてのお話です。


 ・すまのべ!紹介
 ・これからのデジタルマーケティング
 ・ロボット活用事例
 ・ロボットのマーケティング活用における10か条

Pepperのアプリコンテストでベストユーザーインターフェイス賞を受賞したことのあるすまのべ!さん。


過去の活動については、ロボスタでも紹介をしています。


現在はPepper以外にもRoBoHoNやセンシングデバイスなどを活用して、様々なデジタルマーケティング活動を行っています。


授業の後半は、実際に様々な現場で活動を行ってきた経験から導き出された「ロボットのマーケティング活用における10か条」が。


「トラブル防止編」「シナリオ・UX編」「企画編」に分け、赤裸々なトラブルのエピソードを交えつつ行われた説明は納得の内容でした。

お客様との関係、店舗スタッフとの関係、クライアント様との関係のそれぞれの視点からロボットマーケティングを考えるという体験談が聞けるのは、様々な最先端領域を実際にビジネスに活用しているすまのべ!さんだからこそと言えるでしょう。

質疑応答では受講生から以下のような質問が。


 ・ロボットを使ったマーケティング仕事の価格はどのように決めたらよいか?
 ・モーションやシナリオの作り方のコツは?
 ・ロボットを使った新規事業を行う際の社内への説得の方法は?
 ・ロボットを使ったマーケティングでのKPIはどう設定すればよいか?
 ・どういうスキルの人がロボットの業務に向いているか?
 ・すまのべ!さんは2人で足りていますか?
 ・社内でロボットの仕事をしていると他の人から遊んでいると思われてしまいます。どうしたら良いのでしょうか?

最後の質問の答えとして、すまのべ!ではどのように社内での信頼を得て「すまのべや!」というスペースが設置され、今のすまのべ!となったかをお話頂きました。



今日の講義は以上です。ロボットに関する新規事業を行おうとしている方々にとって、ためになるところだらけの90分でした。みなさまお疲れ様でした。



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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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