ドミノ・ピザ、「Starship Technologies」のデリバリーロボットを採用して今年の夏から配達スタート!

以前、夢の配達ロボット「Starship Technologies」のデリバリーロボットが凄いでお伝えしたスターシップ・テクノロジーズのデリバリーロボット。

今回ドミノ・ピザが採用し、2017年夏よりヨーロッパで配達をスタートすることが海外メディアの報道で明らかになった。


Photo: Photo: Starship Technologies

スターシップ・テクノロジーズのデリバリーロボットは6輪車タイプで、自律行動と遠隔操作のハイブリッドタイプ。既に世界各国で実証実験が進んでいるこのジャンルの最大手メーカーだ。

空を飛ぶドローンによる配達の研究も各社進んでいるが、歩道を人間を同じぐらいの速度で移動するデリバリーロボットの方が安全面では有利であり、今後法規制をクリアーできれば一気に普及が進むことが予想されている。


Photo: Photo: Domino’s Pizza Enterprises Ltd

ドミノ・ピザの自動運転デリバリーロボット「DRU」はなぜ必要なのか?どこが凄いのか?で紹介した自社開発のDRUが使われなかったのも興味深い。

僕はこう思った:
DRUはマラソン・ターゲッツの軍事ロボットの技術派生だったのが忌避された原因なのかもしれませんね。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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