CROSSCOOP SINGAPOREが人型ロボット「NAO」を使ったレンタルオフィスの受付業務省力化の実証実験を行い、今回その結果を発表した。
実験の内容は、「レンタルオフィス利用者にむけて、NAOがよくある質問に対していつでもリアルタイムに答えてくれる」、「レンタルオフィスを探している見込み客に対して、スタッフが資料や飲み物を準備している間に、NAOがレンタルオフィスの説明をしてくれる」という2点だった。
今回のNAOによる受付業務の一部代替活用により、スタッフ約10時間(6%相当)の省力化を実現することを目標としていたが、目標を上回る12時間(7.5%相当)の省力化を達成したという。また発表によれば顧客満足度も向上したという。
今後、ソフトウェアのアップデートにより、さらなる受付業務の効率化や情報提供の範囲・方法を拡大させていくという。
僕はこう思った:
コスト削減だけでなく、顧客満足度も向上したというのがこの取り組みの素晴らしいポイントです。ロボット導入するならこうでなくてはいけませんね。