CROSSCOOP SINGAPORE、受付業務省力化に向けてNAOを使った実験結果を発表

CROSSCOOP SINGAPOREが人型ロボット「NAO」を使ったレンタルオフィスの受付業務省力化の実証実験を行い、今回その結果を発表した。

レンタルオフィスのCROSSCOOP SINGAPORE、 受付業務省力化に向けてNAOを使った実験開始

実験の内容は、「レンタルオフィス利用者にむけて、NAOがよくある質問に対していつでもリアルタイムに答えてくれる」、「レンタルオフィスを探している見込み客に対して、スタッフが資料や飲み物を準備している間に、NAOがレンタルオフィスの説明をしてくれる」という2点だった。



Photo: CROSSCOOP SINGAPORE PTE LTD

今回のNAOによる受付業務の一部代替活用により、スタッフ約10時間(6%相当)の省力化を実現することを目標としていたが、目標を上回る12時間(7.5%相当)の省力化を達成したという。また発表によれば顧客満足度も向上したという。


今後、ソフトウェアのアップデートにより、さらなる受付業務の効率化や情報提供の範囲・方法を拡大させていくという。


僕はこう思った:

コスト削減だけでなく、顧客満足度も向上したというのがこの取り組みの素晴らしいポイントです。ロボット導入するならこうでなくてはいけませんね。




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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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