ビジネスの流れをマップで整理「ステークホルダー・マップ」とは? デジハリ ロボティクスアカデミー サービスデザインプログラム7回目の授業

デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー サービスロボティクス専攻 サービスデザインプログラムの7回目となる授業が、9月6日に開催されました。


多摩美術大学 情報デザイン学科 情報デザインコース 吉橋昭夫先生

今回は吉橋先生によるステークホルダーとビジネスモデルについての講義です。

まず「ステークホルダー・マップ」について。



ステークホルダー・マップとは、ひとつのサービスに何らかの形で関与する多様なグループの関係性を視覚化したもので、スタッフ・顧客・パートナー企業・その他のさまざまなステークホルダーの役割をマップで整理して、相関関係を分析できます。


ポストイットを紙コップ貼り、自由に動かせるように工夫をしています


こちらがトラベルサービスでのステークホルダー・マップの例です。ステークホルダーをポストイットに書き、サービスの検討を行うために、お金・物・情報の流れを矢印で結んでいきます。



続いて「ビジネスモデル・キャンバス」は、ビジネスモデルをどのように創造し、顧客に届けるかを論理的に記述したものです。


こちらのビジネスモデル・キャンバスはこのページからダウンロードできます

このようなキャンバスに書いていきます。

前半の講義はこれで終了です。後半の演習では、各チームで考えているロボットを使ったビジネスについてのステークホルダー・マップを描いていきます。





今回の講義は以上です。

早いもので次回授業が最終回。各チームからのビジネスプラン発表会です。受講生のみなさま、頑張ってください!

ABOUT THE AUTHOR / 

北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

PR

連載・コラム